- キャスト情報
役名 | 俳優 | 声優 |
ダグ・フィリップス博士 | ロバート・コルバート | 小笠原良知 |
トニー・ニューマン博士 | ジェームス・ダーレン | 宗近晴見 |
アン・マグレガー博士 | リー・メリウェザー | 友部光子 |
レイモンド・スウェイン博士 | ジョン・ザレンバ | 久米明 |
ヘイウッド・カーク所長 | ウイット・ビッセル | 小山源喜 |
ケイン大佐 | ラリー・ウォード | 小林昭二 |
ハーロー博士 | ウォーレン・スティーブンス | 小林修 |
ビアード | ジェームズ・T・キャラハン | ? |
ナザロ | ベン・クーパー | 肝付兼太 |
キリアン海軍中将 | バリー・ケリー | 高橋正夫 |
ブランドン博士 | ロス・エリオット | 高木二朗 |
ジグ曹長 | ウェズリー・ロー | 大宮悌二 |
ロケット秒読みの声 | ? | ? |
- トニーとダグが時間移動した先は、現在より10年後の1978年…打ち上げ中の火星ロケット=M.E.M.4号の補助カプセルの中だった。重量オーバーで発見された二人は、宇宙競争のスパイ容疑をかけられる。二人の処遇でクルーの意見が分かれる中、ロケットは燃料不足で月のルーナー基地倉庫へ立ち寄ることになった。トンネルの科学センターでも二人を救うべく宇宙局に協力を仰ぐが、既にスパイは協力者の中にも…!ロケット再出発には22分しか猶予がなく、その上クルーのひとりが倉庫でスパイの本性を現してきた。ロケットを遭難させてM.E.M.計画を停滞させ、競争を出し抜いた「ある国」からロケットの迎えを待つ算段だったのだ。スパイは二人に倒され、自らの仕掛けで爆死。だが、時間切れで出発したロケットに置き去りにされて、二人も空気はあと2時間分しかない。その時、現在の科学センターではスパイの妨害から復旧し、二人の時間移動に成功した。だが次の場所は、落盤する鉱山のトンネル内だ…。
- ハーロー博士の発言より、トンネル本部はアリゾナと言及。
- 海、宇宙、地下と移動先が陸海空出揃う。アーウィン・アレン作品(シービュー、ロビンソン、トンネル)を総括する勢い。
- 毎回ラストで時間移動が発生し、次回の冒頭部分をクリフハンガーとして流している(予告編代わりともいえる)。本編も、CM前に必ずピンチが発生する話運びになっているのが巧妙。
- 今回ラストで宇宙服の二人が、時間移動前に最初の服装に戻る描写がある。移動中の合成カットをバンク使用する都合だが、初回に浴びた放射線でトンネルの操作対象となる説明がある。つまり、二人の時間移動は最初の服装込みで発生し、行先の持ち物は放射線を浴びていないから除外されるのだ。もっとも、焦点さえ合わせれば次回のように別の時代のものも呼び寄せられるようで、トンネルの機能は未知数といえる。