透明ドリちゃん 11話 仮面の優等生

  • 生徒会副会長の河田理江と母親が、虎男に参考書を汚されたと家に抗議しに来た。買い食いを目撃された理江が、隠蔽のために濡れ衣を着せてきたのだ。今度は事実を知ったミドリまで共犯にされ、怒った姉弟は透明化で理江の部屋に潜入。つまみ食いのお菓子を仕込んで母親に叱らせる作戦を成功させる。そのうち理江の罪悪感に気付いたミドリは、仲直りを期待して彼女を青山家の食卓に招く。すると理江は、ミドリと仲良しの優しいママと厳しく叱る自分の母とを比べてしまい逃亡してしまう。理江の心情吐露を伝え聞いた母親と戻って来た理江は和解。後日、ミドリたちとタコ焼き屋ののれんをくぐる河田母娘の姿があるのだった。
    • ミドリいわく、虎男は嘘をつくときは小鼻がピクピク動くという。
    • 教育評論家の河田・母は普段TV出演などで忙しく、娘の食事はうな重の出前を与えている。理江は毎日のごちそうに飽き飽きしており、買い食いはその不満からの行動のようだ。それでいて一旦非行を見つけると愛の鞭・ビンタで叱る母のお仕置きには、嘘で保身を図るほどに怯えているのだ。
    • 河田・母は虚偽の理江イジメの件で学校にも押しかける。PTAぐるみでの圧力に再登場の雷教頭もタジタジだが、雪原先生は本人側不在での吊るし上げには毅然と不公平感を唱える。
  • 出演クレジット(一部役名あり、敬称略)