宇宙鉄人キョーダイン 48話 死なないで!! キョーダインよ永遠に

  • キャスト情報
  • 葉山博士は、ダダ星の異変が海堂博士が「はなつみの歌」の謎を解き、メロディを増幅して発信したおかげと推察。ダダ星の受信装置が一斉に反応した結果であった。「はなつみの歌」は禁断の歌とされていた。博士は譲治竜治に、400年前死んだはずのダダーリン王に会おうと言い、メインコンピュータへ向かう。
  • ロボ兵が死に絶えたダダ星中枢。メインコンピュータの箱から脳髄だけで保存されていたダダーリン王が姿を現した。葉山が侵略の理由を問いただすと、王は本来の目的を移住と明かす。科学を過信したダダ星人は水を濁し木を枯らし、酸素不足で滅亡。王がロボットに新天地の開拓を命令したのだった。「はなつみの歌」受信を新たな安住の地発見の報と受け取った王の脳髄は、空へ消えていく。王の永眠…脳波停止で戦略コンピュータは破壊され、バンダナが解けた葉山たちは自由の身となった。
  • 地球のダダ軍団は、王の死を嘆いても戦闘を放棄しなかった。ガブリンは新たな王としてダダ星を目指し、クイーンと軍団は狂ったように報復を開始する。エネルギー光線を撒き散らしてキョーダインに迫るクイーンだが、本国の供給が経たれてもはや十全の力は出せない。最期は首だけで襲い掛かり、壁に執念の焦げ跡となって消えた。
  • そこへ、健治がエツ子を同乗させたままのベース円盤を作動させたと連絡が入る。父を迎えに行きたい弟の意を汲んだキョーダインは、そのままダダ星を目指すことに。果たしてベース円盤はエクソダス号とランデブー。健治は父と再会し、キョーダインは本物の譲治竜治と対面した。だがそこへガブリンまでもが出現、宇宙船の武装では歯が立たない!キョーダインは自らのボディがバラバラに燃え尽きる「エネルギー極限発生装置」の使用を決意。スカイゼルとグランゼルは互いのスイッチを回すと、火に包まれてガブリンへ特攻!闇将軍が滅びた後に輝く二つ星…ロボット兄弟は、弟・健治を永遠に見守る星になったのだった。(完結)
    • 兄弟ドラマは42〜44話をクライマックスとして、あとは幕引きのための決戦だったなあ。ダダ星人が滅んだ経緯が若干変わった気がしなくもないが。
    • しかし、手を取り合う身代わりとオリジナルに…最後の雄姿に、感無量。当時の本編は飛び飛びでしか見れなかったはずだが、最初のスクラムポーズに再会した時に感じた高揚感と同様に、感動で締めくくれて満足していますよ。
    • 次週からのこの枠は、『星雲仮面マシンマン』です。記事はキャスト情報だけに抑えようかな〜。ツッコミつつ楽しんでいるといつの間にか全文レビューというのは、遅筆の自分には一仕事すぎますんで。