今週のチャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(山羊座6回目)

    • フェルサーの対戦相手(イケメン)は、台詞はおろか名前すら省略されました…。
  • 一回戦を勝ち終えて闘技場から退出する山羊座エルシド。入れ替わりに出場するフェルサーはすれ違いざまに、峰の眼前での対戦を期して二回戦へ赴く。「眩い夢」の続きのために、と。
  • 白尽くめの美男騎士との対戦を前に、またも観衆の熱気を鎧で食らうフェルサー。観戦に臨むエルシドに、ラカーユはフェルサーとも知り合いかと察する。果たして、彼はエルシドの兄弟子であった。候補生当時のエルシドと峰が兄のように慕った、小動物と戯れる優しい男・フェルサーは、仁智勇備えた真の聖闘士になるべき男だった。それが今は、対戦相手の美男騎士を力任せに斬り裂いている…。
  • ある時の山火事。山奥で生活する彼らは火に囲まれ、足をくじいた峰と捨て置けないエルシドは逃げ場を失った。子狐を拾って駆けつけたフェルサーは、火傷も顧みずに周囲の木を素手でなぎ払っていく。火除けが奏効し、彼らと狐の子は命を取り留めた。フェルサーの焼け爛れた両腕と引き換えに。ハッキリとした夢のない自分が、弟弟子らのそれを守れたことが嬉しいと…道を断たれた男は曇りの無い笑顔で語り、やがて消息を絶った。
  • 相手を血だるまにして勝ち名乗りをあげるフェルサーは、その逸話に程遠い戦慄すべき存在。それと戦ってまでの任務とは?ラカーユに語るエルシドの討つべき敵は「夢」。指示を受けて調査中の神々が、古代に滅ぼした町の場所に、この陽炎の街は出現した。調査を指示した射手座の男により、夢神の封印を破った者がいることは明らか。エルシドは確信する…決勝の舞台で対峙するこのフェルサーが、夢神の力を利用せんとする者だと。
    • LC本伝の山羊座編の敵・夢の四神に繋がってきましたよ!今回暗躍のイメージでオネイロスらも描かれているんですけど、並んだ横にもうひとつ眼光があるような…?四神の誰かが本伝の前哨戦を演じるのか、別の夢の眷属が出てくるのか。別口としても、タナヒュプやオネイロスの兄弟って多すぎ!争いの神エリスとか今回のシチュエーションに合いそうだけどなー、手代木先生はアニメオリジナルで使用済みのネタには手を出さない傾向があるし。
    • 残り3回がフェルサーとのバトルだけで埋まるとも思えず。峰あるいはそれになりすました黒幕ともう一山あるかな?