トリプルファイター 12話 スリラー館の対決!

  • くつろぐ早瀬兄弟にワタシもまぜ〜てとか言い出すブルコン。勇二にコーヒーでも飲みたいかと冷やかされコンピュータが錆びつくと拒否る。錆びてなくてこんなんなのにか。何かモンダイを解くのが娯楽らしく、哲夫にねだるも却下。ユリになだめられて尻尾を振る。やっぱり錆びてんじゃね?
  • 極東支部から改造デーモンカー上陸の連絡。活動中のノーマルタイプデーモンカーを発見した哲夫は、これをやっつけて改造型をおびき出すことを画策。ちと発想が悪役臭い。
  • 勇二とユリはバギーで待ち伏せするが、デーモンカーも追う哲夫も来ない?そこへ怪人の影と笑い声、そして見え隠れするデーモンカー。2人がタイヤ跡を追うと、屋根とボンネット・後部窓にアルミホイルを張ったデーモンカーが出現!ボンネットのDの字消したらただのワーゲンじゃないですかー。
  • 改造デーモンカーは光を吸収することで6分30秒間姿が消せる!「透き通った車とはグッドアイデア」とデーモン様もご満悦。新怪人ゴーストンも早瀬兄弟を狂わせてドレイにすると豪語。
  • 待ち伏せするデビラどもを蹴散らした勇二とユリは、哲夫のバイクのみを発見。あつしとチェスしていたブルコンも2人の連絡で哲夫に呼びかけを開始する。哲夫は息を潜めて動くデビラの死体を追跡していた…。ナレーションは罠だと警告する。
  • 哲夫に追いついた勇二とユリも、何かに引きずられるようなデビラの死体が浮かんで飛んで行くのを目撃。行き先には何かがうごめく廃屋。廃屋を探索中、ユリだけが分断され、哲夫と勇二は走り去る改造カーがユリをさらったと早合点してしまう。ユリはデビラの死体が無造作に横たわる地下へ落とされて…。
  • ユリ自身の顔をしたデビラ(!)や隊員服の自分そのものに襲われるユリ!ゴーストンの執拗な追い込みでついにユリは失神。一方、廃屋に戻ってきた兄たちは、屋外のスピーカーでのユリの声におびき出されたと確認。哲夫をユリ救出に向かわせ、勇二=レッドはデビラやゴーストンと戦う。
  • 神出鬼没のゴーストンは「長く浴びると気が狂ってしまう」光線でレッドを襲う!って、盾にされたデビラが木っ端微塵の殺傷力じゃないですかー!地下からユリを救助した哲夫は、改造デーモンカーをバギー砲撃で仕留めるとグリーンになってレッドに加勢。しかし、件の光線でレッドともどもヨレヨレになり、テレパシーでユリに呼びかける。復帰したユリ=オレンジを交えてトリプル合体。姿を消すゴーストンだが、地面の動く影は隠せなかった!ネックロックからのチョップでゴーストンは爆死。辛勝をもぎとった兄弟は疲労したユリをバギーに寝かせて帰還するのだった。
    • インタビューコーナーはフリーライター早川優氏(第2回)。ウルトラセブン(再)から意識しはじめた昭和46年ごろから新作が増え始めた特撮は氏にとって特別なブランド。飛行機(航空戦力のこと)が出ないがバギーなどの造形に目を見張りつつ、マットアートなどで無限に出てくるデーモンカーにそそられたという。そこらのスナックではなくSATという組織を設定したことに、円谷ブランドを感じさせた。当時の円谷プロ10周年レコード「M78星雲のなかまたち」に後の銀河連邦構想を感じさせられた。ステージでは円谷ヒーローは再三共演してるし、こういった「資産」を活用してほしいと切望。
    • 今回のインタビューでふと思ったが、3人ウルトラ合体の今度の映画版ウルトラマンサーガは、ひょっとするとトリプルファイターが発想の下敷きにあるのかなー、と。色は対応してないけども。