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- ♪今〜じゃ あいつも負け犬よ〜 銭の〜せいさ〜
- 「暗黒（ネーロ）」本拠は、魂葬破で爆弾と化す霊魂の塊…アヴィドの火薬庫も同然の死霊の砦だった！痛み苦しむ霊魂を、同じ技で敵もろとも爆破する…蟹座マニゴルドは、その非情さを持ち合わせていない。だが、魂を成仏させるすべはある…「積尸気冥界波」が！しかし、死界の穴を指すべき腕は、アヴィドのプレッシャーに屈する?!アヴィドの小宇宙は霊魂を強固につないでいるのだ。
- 遊びと称するマニゴルドの挑戦を受け、自分の暗黒聖衣を呼び出すアヴィド。マニゴルドが驚愕するその形は、表なら教皇補佐がまとう祭壇星座（アルター）！アヴィドは黒いそれをまといつつ「負け犬の聖衣」と呼ぶ。表の方の主・ハクレイは、マニゴルドの師・教皇セージをもしのぐ強さのはず。それなのに黄金聖衣も教皇の座も弟に譲りジャミールで暮らすハクレイ。アヴィドの目には師匠は敗者と写り、己のために力を振るいたいアヴィドは祭壇星座の継承を拒んだのだった。
- なおもマニゴルドを襲う魂葬破の猛爆、悲痛に散り行く魂の声。遊びも潮時と、マニゴルドを始末されたハクレイ・セージの老双子の吠え面に思いをめぐらすアヴィド。だが、マニゴルドの怖れる老人たちの顔は違う。命が塵芥なら、自分のために使うもの…そう考えた悪ガキの自分に彼らが厳しくも教え諭した命とは、宇宙！たとえ塵としても、光るべく生きるそれを、もて遊び、粗末にするものではない!!アヴィドの重圧を押しのけ、へし折れかけても高々と…突き上げ、浄土への道を指差す、渾身の「積尸気冥界波」!!!!ほつれるように、渦巻き、急速に消え逝く霊魂屋敷！金は現世に散り、魂は天国か地獄へ。瓦礫の廃墟と化した屋敷跡で、人の身に余る「強欲」は世界を握ることなく沈み、勝者＝マニゴルドは堕ちた「先輩」を見下ろしていた…。
- 読む前は、残る手は冥界波くらいだなー、力量では格下だし、自分を幽体離脱して霊にまぎれて接近→相手も魂を引っ張り出せば起爆は封じられる…って流れかなーと思ってました。実際はそんな小賢しい駆け引きじゃなくって、真っ向からの力勝負。そうだよね、格上をひっくり返して勝ってこそ、下がる溜飲ってもんよね。
- 今シリーズ、色々予測しながら記事書いたけど、打率低かったです。
- まー、シロウトの予想ごとき裏切ってこその連載作家ですしね。良い意味で裏切られることに読み手冥利があるとも言えるわけで。
- NDと一時並走しての蟹座祭りリターンズもあと1回。『フォーゼ』の蟹座はどのくらいもつのかな…。
- あと、ウワサの『Ω』情報がこっちの床下でも告知。あれ、ジャンプの方はインフォメーションしてましたっけ？アニメ公式HPには丸Cに秋田も集英も入ってないけど。オメガは秋田サイドから押してくるのかな。
