タイムトンネル 11話 秘密兵器A-13 Secret Weapon

  • キャスト情報
役名 俳優 声優
ダグ・フィリップス博士 ロバート・コルバート 小笠原良知
トニー・ニューマン博士 ジェームス・ダーレン 宗近晴見
アン・マグレガー博士 リー・メリウェザー 友部光子
レイモンド・スウェイン博士 ジョン・ザレンバ 久米明
ヘイウッド・カーク所長 ウイット・ビッセル 小山源喜
ビラキ教授 ニヘーミア・パーソフ 名古屋章
フルーダ大佐 マイケル・アンサラ 森山周一郎
ジェリー研究員 サム・グルーム 岡部政明
アレキシス グレゴリー・レイ 中村正
パーカー将軍 ラッセル・コンウェイ 小沢重雄
マクドネル ケヴィン・ヘーゲン
  • 1956年6月16日、ヨーロッパ東南部。12年後(現在)のCIAから要請を受けたダグとトニーは、完成寸前だったというA13計画…即ち東側国家のタイムトンネルを探る。彼らにはない理論を怪しまれた2人は、欠陥のある時間移動カプセルの実験台にされかかるが、間一髪施設を破壊して脱走。次の時限は1861年、2人はリンカーン暗殺を企てる一団と遭遇する。
    • トニーはシリル文字の看板をさっぱり読めない。
    • 前回ラストで路上に出現した、明滅する高エネルギーの直方体は、トンネルからの連絡手段。ダグいわく、F5プローブの改良型。エネルギー調整できず、1個目は触ると電気のようにしびれ、2個目は爆発し3個目にして成功。ドロドロに分解して中のメッセージ文書が露出する仕組み。その内容は、アレキシスに6月16日真夜中のアリーナ通りで会うようとの指示。
    • A13へ案内する連絡員アレキシスには、トニーがスミス、ダグがウィリアムとして伝わっていた。
    • A13号施設への経路は、宿舎コスモポーロホテルの受付に一言「アレキシス」と伝えると案内される。目隠しで連行されるが、エレベーターや階段を使わないため1階と容易に推測される。
    • アリゾナのトンネルは青と白の楕円が交互に点滅、A13は緑に照らされている。2人の見立てではコントロール装置、動力装置はそっくりだが計算機は少ない。アン博士も、タイムロックインジケーター、ロケーションプローブ、タイムシンクロナイザーにインティクレイブ(?)などを列挙しかなり精工と評価。
    • 最大の違いは、放射線浴ではなくタイムカプセルを操縦して時間移動する仕組み。ビラキ教授の助手は技術不足ゆえ、複雑な操縦が可能な科学者をアメリカ人に求めたのだった。ダグは経験上悲惨な成果となったカプセル方式を「死の椅子」と語り、アリゾナのトンネルは全ての機構をトンネル自体に装備する放射線浴に至った。
    • ビラキの実験目標は時限1936年6月16日太陽暦22時30分30秒30マイクロセカンド、場所移動無し。A13施設の20年前は緑の花畑だったという。この時刻設定により、アリゾナ側トンネルは初めて2人の座標を正確に確定し回収を図る。しかしA13のエネルギーの影響でカプセルは時空間に宙づりとなり、回収は断念された。
    • このスパイ任務の発端は、トンネル技術の平和利用を売り込んできた現在のビラキ。過去のビラキは実験成功のために、軍部のフルーダとの衝突も辞さずにアメリカ人を起用する純粋な科学者…と見えた。真意は兵器開発にあり、A13を壊したアメリカ人(ダグたち)への復讐のために米国の計画を潰しに来たのだった。