タイムトンネル 1話 過去との出会い Rendezvous with Yesterday

    • DVD視聴による記事のため、不定期更新です。
  • キャスト情報
役名 俳優 声優
ダグ・フィリップス博士 ロバート・コルバート 小笠原良知
トニー・ニューマン博士 ジェームス・ダーレン 宗近晴見
アン・マグレガー博士 リー・メリウェザー 友部光子
レイモンド・スウェイン博士 ジョン・ザレンバ 久米明
ヘイウッド・カーク所長 ウイット・ビッセル 小山源喜
マルコム・スミス船長 マイケル・レニー 大木民夫
アルセア・ホール スーザン・ハンプシャー 二階堂有希子
クラーク上院議員 ゲーリー・メリル 桑山正一
グレンジャー一等航海士 ドン・ナイト 岡部政明
保安係 ジョン・ウィンストン 筈見純
マルセル ジェラルド・ミチェノード ?
ジグ曹長 ウェズリー・ロー 大宮悌二
秒読み担当ジョー ? ?
ボイラー室機関士 Dinny Powell ?
無線通信士 Pat O'Hara ?
ロケット秒読みの声 ? ?
  • クラーク上院議員は荒野の真ん中で出迎えを受け、地下の秘密施設へ。そこでは時間を自由にコントロールするためのチックタック計画が進行しており、クラーク議員は経費70億ドルを超えても進まない計画を査定に来たのだ。焦る若き副所長トニー・ニューマン博士は、自らトンネル状の装置に飛び込んで消えてしまう。行先での女性アルセアとの会話で、そこが1912年4月13日のタイタニック号船上であると察したトニーは、船長に沈没の危機を訴えるが、妨害目的を疑われ閉じ込められてしまう。一方トンネル司令室では、トニーの浴びた放射線を辿ってその光景をキャッチ。トニーの親友でもあるダグ・フィリップス博士は、救出のため後を追ってタイタニックに潜入する。トニーと合流したダグは事故が起こる前に救難信号を打つが、再び騒がせたかどで捕えられてしまう。やがて氷山との衝突が現実となり、ようやく船長は二人を信じ共に避難誘導を始めた。二人は海に投げ出されたところで司令室にキャッチされ、他の時代への移送で命は取り留める。クラーク議員は二人の消息が掴めるまで計画に猶予を約束するのだった。次の二人の移動先は、秒読み中のロケットの中…。
    • 計画本部は地下の二つの円筒型建造物であり、職員は1万2千人以上。高さ800階相当。
    • 装置はこれまでネズミと猿しか送信したことはなかった。送信対象にはブルーの霧が浴びせられ(放射線浴)、理論では磁極で行動をキャッチし移動させられる。
    • 電子物理学博士のトニーは1938年生まれ。現在は1968年で計画に携わって7年目。
    • ゲストのクラーク議員は所長のカーク中将の元部下で悪友。カークの勧めで政治家に転身した。
    • トニーと親しくなる船内レストランのピアノ奏者・アルセア。日本ではCMカットで素性を語る部分が字幕になっているが、本業は教師で、余命数ヶ月の脳腫瘍患者。この時代に脳手術は進んでいないため脱出を拒むが、トニーに現代でその手術は難しくないと希望を持たされ説得に応じている。
    • トニーを見張る保安係の水夫役俳優は、『スタートレック宇宙大作戦』では転送主任カイルとしてチョイ役レギュラー出演。
    • ダグはつまみ食いする3等客移民の少年マルセルをかくまい、トニーが捕まる船室を聞き出す。見張りへの囮も務めたマルセルは、その後ダグの手で救命ボートに乗せられた。
    • 船長は常識的な対応でトニーを閉じ込めてしまうが、一方で氷山の位置把握を指示するなど抜かりのある人物ではない。二人を神が遣わしたと信じるに至るが、自分の生死を尋ねて「残念ながら」と聞かされてしまう。
    • タイタニックの乗員は2300名以上。絶対安全を謳ったため救命ボートは750人分のお飾り程度。ダグが知る生き残りは300人以上。