- クモンデスが差し向けた毒蜘蛛に大家の竹取老人が噛まれ、苦しむお爺さんは手足から蜘蛛に変化していく。いよいよひかるの仲間全員にクモンデスの殺意が向けられ始めたのだ。クモンデスは人間態の分身たちを使って、ひかるの生徒全員に術をかけて連れ去りバルも川に沈めてしまった。さらに旗野に化けてひかるに近づくが、見破ったひかる=アンドロ仮面は分身たちを撃破。さらに手傷を与えた手下の血痕を辿ってアジトに乗り込むと、本物の旗野や復活したバルと協力して生徒たちを救出。クモンデスはついに滅び、お爺さんも元の身体に戻った。今日は校長の誕生日会だ。超能力で飾りやみんなの着物をグレードアップさせたひかるは、いつまでもこの幸せが続くように願うのだった。
- クモンデスの手下には赤い血が流れている。人間の血を好むのだから、まあ妥当か。
- いつもは火花程度のクモンデスの爆発も、最期とあってライダー怪人並みにガソリン大爆発。
- 別番組と化した後半戦終了。アクションパートを増やすために筋立てが簡素化されたりもしたけど、付け込まれる子どもの悩みや願望を様々な切り口で取り上げるのは、既存の舞台を生かしたコンセプトだったといえよう。
- 出演クレジット(一部役名あり、敬称略)
- 月ひかる先生:菊容子
- 校長先生:潮万太郎
- 教頭先生:牧冬吉
- 旗野先生:森本レオ
- 用務員:奥村公延
- 正夫:藤江喜幸
- 進:矢崎知紀
- 信夫:作田修
- 6話以来クレジットのマシンマン「佐久田修」氏。ターバン男の催眠術で連れ去られる場面以外は、ラストの誕生日会で進君と会話したりする程度。
- ハル子:杉山和子
- 竹取武右衛門:明石潮
- 竹取きよ:岡村文子
- 猪野剛太郎(分身ターバン男) 依田英助(分身整形医) 京田尚子(分身老婆)
- 猪野氏と依田氏は以前にもクモンデス人間態で出演。猪野氏は以前のジプシー風ではなくインド風だが、依田氏は蜘蛛の巣柄の半面マスクなど前回と同じ出で立ち。他の分身や手下が戦闘では槍を構えていたが、依田さんだけ医療メスで芸コマ。京田氏は以前の出演はないようだが、21話の老婆のイメージか?つけ鼻メイクだが、実写顔出しは珍しい。
- 甘利健二(バル) 飯塚昭三(クモンデスの声) 劇団いろは
- ナレーター:天地総子
- バルの声:牟田悌三
- 東映チャンネル後枠は『クウガ超解像版』。シャンゼリオンの後がまた1号ライダーで、追っかけるマイナー枠が消滅したでござる。CS視聴からの記事はしばらくはないですが、不定期で積んでる媒体から何か書く予定。