今月の別冊チャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(老双子編6回目)

  • 祭壇星座ハクレイは謀反の首謀者・牡羊座ゲートガードを討つ寸前に天秤座の黄金聖闘士の急襲を受け、生死の境・黄泉比良坂にいた。積尸気つかいの自分すら死者の列に加わり死の淵へ進むしかない…その列を逆行するのは、暗殺されたばかりの教皇イティア!?死界の蝶フェアリーをまとわせているのはなぜか…ハクレイは弟・蟹座セージによって現世へ救出される。
  • セージら洗脳を逃れた聖闘士たちは、長らく空位であった天秤座の黄金聖闘士の出現に動揺する。星をも砕く武器の塊である聖衣を授かるのは、最も公平たる人物のはず…。水瓶座クレストに外交から呼び戻されたアテナが、さらに凍りつくような下手人の真名を語る…天秤座のイティアと。
  • ゲートガードを救援した天秤座は、フェアリーの繭の中の教皇が瞑想(メディテーション)で操作する聖衣の人型にすぎなかった。ゲートガードの教皇刺殺は、理想実現の一歩…この繭によって若返り蘇生するための布石だったのだ。調和を信じ救い続けたが、争いと滅びを止めない人の世を力づくで矯正する…250年の失望が教皇イティアをして冥王と結託させてしまったのだった。
  • イティアの闇堕ちを察知したアテナ側でも、息を吹き返したばかりのハクレイがその討伐に名乗りを上げる。かつてのイティアが理想の調和と例えた双子・ハクレイとセージならば、今の彼の野望に対するに相応しい…そう見込み出陣を許したアテナは十二宮の結界を一時解き、双子と有志聖闘士を教皇の間へ直接送り込むのだった。
    • 死者復活がアリだから、被害者が首謀者もアリよね!原作冥衣シオンの立場逆転版、しかも最大武力ライブラの敵対は、考えうる最悪の事態でジッサイよくよく構想練られてるわ。
    • ここで十二宮走破始めたら、余裕でもう半年続くとこですわな。次回センターカラーだが終わるとは書いてないし、2〜3回は続きそう?