- 新年を機にひかるを助け子どもたちの仲間になろうと、バルは正夫たち4人組と接触。一緒に凧揚げをして友好を図る。偶々普段とは逆にバルの超能力乱用をたしなめるひかるを、監視委員会のロボットテープが好評価。上級の平和監視員の資格「アンドロ仮面」変身コンパクトを授かる。一方、正月だというのに凧揚げから連れ戻され、ママに勉強を強要される進。進のママは祖父の置時計から出現した怪人ディクショナリィに操られていたのだ。バルが進を救出するが追い詰められ、アンドロ仮面となったひかるが駆けつける。ディクショナリィが倒されると進のママも正月ぐらいはと教育熱が冷め、バルも子どもたちの仲間入りするのだった。
- 進君の家は田辺歯科。ママのセリフ上では父親は健在。
- ロボットテープは電送されてきただけあって、「自動的に消滅する」。『スパイ大作戦』の影響下だねえ。
- そして初代ライダーの影響下で、魔女先生も変身ヒロイン化。ひかるが大人でアクションありなだけに、初期から怪人対決率も高い番組だったけどね。変身コンパクトにはアンドロ仮面の立ち絵型ミラーがはめ込まれており、変身時はミラーだけ別撮りで高速回転。回り終わると変身後の仮面にすりかわっているというバンク。
- ディクショナリィは全身英字の本のページをミイラ状に張り付け、眼鏡をかけた出で立ち。背中に万年筆らしきペンを長刀よろしくしょっているが、左手がすでにペン先なのでそっちに意味はない。進を一流学校に進学させ、ゆくゆくは総理大臣に…という目的は悪とは言えないが、勉強以外の自由を奪わせる手口は盲目的である。熱攻撃には弱く、ムーンライトパワーを浴びて焼失した。
- 出演クレジット(一部役名あり、敬称略)
- 月ひかる先生:菊容子
- 校長先生:潮万太郎
- 教頭先生:牧冬吉
- 旗野先生:森本レオ
- 星美智子(進の母)
- 竹取武右衛門:明石潮
- 竹取きよ:岡村文子
- 正夫:藤江喜幸
- 進:矢崎知紀
- タケシ:川口英樹
- ハル子:杉山和子
- 白木みのる(OB番長黒木)
- 佐久間まゆみ(羽根つきを見る少女)
- 振袖の少女たちのひとりは、ロボコンやメダマンヒロインの「佐久間真由美」氏。羽根つきで負ける黒木元番長に墨を塗る。声をかけるとき見える歯は、生えかわり中である。
- 甘利健二(バル) 児玉祐一 劇団いろは
- ナレーター:天地総子
- 宇宙連合のロボットテープの声も兼任。
- バルの声:牟田悌三
- 以下ノンクレジットキャスト(文献参照)
- 声出しチェック
- 怪人ディクショナリィの声は、聴き取りで丸山詠二さん。
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