今月の別冊チャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(老双子編5回目)

  • 祭壇星座ハクレイと、死界の蝶フェアリーの洗脳支配を広げる牡羊座ゲートガードの対決。ハクレイが祭壇星座の真髄を宣言すると、白銀の炎が展開し陣形を成す。熱のない炎を脅威ではないと見下したゲートガードは、生命光「フォースソア」を開放する…が、ハクレイが健在であるばかりか、ゲートガードの身体が、聖衣が重い!?この弱体化こそが教皇代理である祭壇星座に与えられた権限、即ち「聖闘士の小宇宙と聖衣の剥奪」の効果。白銀の聖火は小宇宙を奪い聖域とアテナに還元するのだ。弱体化を受けてなお、ゲートガードは攻撃をやめようとしない。死界の蝶をも魂から押し出す執念…この反逆は洗脳ではなくゲートガード自身の意思だったのだ。
  • 回想。滅ぼされた村の教会で、唯一生き残り発見された少年・ゲートガード。土地の悪神を封じた縁で救援に来た教皇イティアは、憎しみに荒む少年に説く…生存者の少年は救助者にとって救いだと。ゲートガードは恩人を支えるべく至上の力・黄金の聖衣を手にするまでになる。セージとの黄金継承戦で手を抜きその資格を譲ったハクレイは、その時からゲートガードには許すまじき存在だった。
  • 小宇宙の剥奪がもはや常人レベルに下がっても、攻撃を止めず生命力を出し尽くさんとするゲートガードに対し、ハクレイも戦友を討つ肚を決める。生死を分ける決着の交錯へ…されど、遮る双剣!! ハクレイに一太刀浴びせ、ゲートガードを回収する天秤座の黄金聖闘士。彼らが帰還する十二宮・教皇の間では、死界の蝶が等身大の繭を作り上げつつあった…!
    • はい、老双子編も単行本2冊以上決定〜!これまで基本4話・最長で5話収録だったから、あと3回から5回は続くというわけよ!フツーならそれで十二宮突破できるの?となるところ、明かされた祭壇星座の権限で描写せずに大半の黄金消化できそう。
    • 延長とくれば新キャラですよね=名前不明の天秤座。牡羊座が善悪反転なら、相方は当然…というチョイスでしょう。ライブラの武器を好きに使われるとか…聖衣剥奪権てのも提示されなければ結構な脅威に見えていたハズですが、さて。