ぐるぐるメダマン 28話 地獄の鬼が迎えに来るゾー

  • オバケの暦で大晦日に当たる日。メダマンが水晶玉を持ち帰らないと、オバケの国を追放される期限である。まだ半分ももらえてない責任を仲間から問われ、メダマンはマミのペンダントを盗みに行く。マミから家族同然にふるまわれるも、アマノジャクに促されついにペンダントを奪い取る。国へ帰るために高坂家の天井裏へ荷物を引き取りに行き、傷ついたマミを見て後悔するメダマン。仲間を裏切ってもペンダントを返そうとマミを追いかけるが、逃げるマミが交通事故に遭ってしまう。うなされるマミの魂がペンダントを掴んだまま黄泉の国の入り口にいると知ったメダマンは、仲間の助けで救出に向かう。まさに黄泉の谷から天国へ送られる寸前のマミを連れて脱走するが、鬼たちの追撃を振り切るため、ペンダントを投げ捨ててしまった!国へ帰る術を失ったオバケ仲間を、マミの命を救われたパパが全員引き取ると宣言。そこへ仙人様が黄泉の国からペンダントを拾って現れた。メダマンが人の心をわかるようになったと、ついに残る水晶玉すべてを授けてくれたのだ。手編みの手袋をメダマンに渡したマミは、仙人様に引率されてオバケの国へ飛んでいくメダマンたちを雨風吹く空に見送るのだった。(完)
    • マミの制止を振り切ってペンダントを奪うとき、メダマンの頭さかさまギミックでの怒り顔久々登場。一応、本心と逆のことをしている演出にはなっている、のか?
    • 逆にペンダントを返そうとするメダマンが、襲ってくる仲間を退けるために自分で「オンミョウノンケンソワカ」を唱える場面も。オバケでも唱えた本人なら呪文は平気っぽい?
    • オバケが黄泉の国へ行く方法は、用意した棺桶に「片足をつっこむ」ことで発動。ろうそくが消えるまでがタイムリミット。
    • EDはいつもの歌に、飛んでいくオバケたちをマミが見送る本編から連続した特別映像。
  • 出演クレジット(一部役名あり、敬称略)
    • 佐久間真由美(高坂マミ)
    • 三好美智子(高坂家のママ)
    • 古賀泉(アズキアライ) 渡部猛(仙人様)
      • 以下、伊豆氏までは本来前回に表示すべきキャスト。最終回までクレジットミスするのが東映らしいわ。
    • 早川絵美(社長秘書ヒトミ)、
      • ベルスター役が終わって間もなく妖怪役。
    • 福岡正剛(部長) 田川勝雄(課長) 津路清子(公園の老婆)
      • 福岡氏はMJ号エンジニア六さんなど。
    • 伊豆肇(社長)
      • 光明寺博士のコメディ出演もあまり見ない気がします。
    • 東京ファミリー企画:吉村幸子 畠山福一郎 野沢隆彦 大阪昭一 姫野ショウジ
    • 声の出演
    • 鶴見丈二(高坂家のパパ)
  • 初期のころは軸が定まらない話もあったけど、メダマンとマミの交流がメインになっていって見やすくはあったですね。子役スター佐久間氏の一点買いのせいでもあるだろうけど、ロボコンでウケた多人数キャラで話を広げる方向に行かなかったのはもったいなかったかも。
  • ただ、先駆者のロボコンが多分オバQを代表とする珍獣居候ものの変形で成功したとすると、オバケを題材にした時点で時代を逆行してしまったのが企画の敗因かなあ。まあ、ロボコンより先に作っててもウケなかったろうし、本家がこの時点でまだ終わってなかったし。さらに後出しの本家の後番でも『ロボット110番』を作っちゃうんだから、ロボコンのゴールドラッシュは下流に群がりすぎるくらいだったんだねえ。
  • 来週からのこの枠は『透明ドリちゃん』です。