今月の別冊チャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(牡羊座編6回目)

  • 聖戦の終結からわずか数年で封印を脱し、聖域を急襲する時の神カイロス!一方、五老峰と聖域に安置された12の黄金聖衣がざわめきだす…童虎と教皇シオンは、それが生死不明だった懐かしき2人・天馬星座テンマと女神(アテナ)サーシャの帰還を予感しての共鳴と理解する。同時にそれはカイロスにとっても、自分を追放したクロノスと天界に復讐するための手駒=「神殺しのペガサス」を手に入れる機会。天界を揺るがす争いとなれば、テンマの運命はおろか地上界も消し飛ぶに違いない…!弟分の危機に逸る童虎を五老峰に留め、シオンは聖域を…未来を守る自分の務めを果たすべく起つ。
  • カイロスを迎撃する新牡牛座テネオも、仲間の死に苛まれたテンマを知る者として、その神の横暴を許してはおけない。連打した衝撃波がスターダストレボリューションを思わせる星となって滞空し雷を放つ新技「プレアデスノヴァ」でカイロスを打ち据える!シオンへ師事した新技に加え、大地割る「タイタンズノヴァ」の追撃!その猛攻をかいくぐるカイロスだが半人の生身ゆえ警戒し、黒渦「リアルマーベラス」の矛先を変える…時が止まって身動きできない候補生たちに!カイロスの狙い通り、候補生をかばったテネオは反抗の意志折れぬまま仁王立ちで失神。カイロスは双子座アスプロスに邪心を植え付けて兄弟を反目させた「闇の一滴」で、実直なテネオも狂わせようと毒牙をむく。…が!寸前のカイロスを包むエクスティンクションの星光!テレポートでカイロスをアテナ神殿におびき寄せたシオンは、しかし自ら戦おうとしない?カイロスを裁き償わせるべきはテンマとアテナであり、自分は見届けるのみ…と。
    • テンマとサーシャ(と他1名)は本当に帰還するのか。牡羊座外伝の延長戦も、次回ついに最終決戦とな?2冊に渡ろう単行本に、待望のユズリハ外伝が収録してもらえるならここらが区切り時になりそう。名残惜しい!