パワーレンジャー SUPER SAMURAI 20話 サムライたちよ永遠に

  • ついに三途の川があふれ、ナイロックの総攻撃が始まった。姉ローレン渾身のシバ・ファイヤーディスク(2枚目)と父の形見ディスクを託され、ジェイデンらは最終決戦に臨む…という原作49話の翻案。
  • 原作で薫姫の付き人・丹波から預かる「双」ディスクは、ジェイデンらの父がメンターに託したものとして登場。烈火大斬刀の二刀流は、「ファイヤースマッシャー・デュエルモード」。
  • 個別の名乗りは実質無いが、素面での揃い踏みも再現。
  • 原作ドウコクの等身大の命「一の目」はブルーがとどめを刺したが、そこからレッドのショウグンモードが連続切りでダユウの取り込まれた部分を攻めて決着。
  • 巨大戦でコクピット内変身解除も再現。ゾードでの巨大ザンドレッド撃破は原作通りの攻略でした。
  • スパイクのサムライ修行が終わり(先の裂け目が閉じた場所に居合わせただけなのを、自分たちの成果とそのまま思い込んでるっぽい)、バルクの下を去る時が来た。バルクのかつての相棒でスパイクの父・スカルは…なんと長〜いリムジンで登場。父子でサンルーフから路上の看板に当たるドジは似た者同士。
  • レンジャーのその後
    • ローレンは家族だしまた会えるとメンターの見送りで先に発つ。
    • アントニオは世界一周釣りの旅へ。
    • ミアは料理学校へ。
    • ケビンは水泳チームに戻り、オリンピック選考会へ。
    • エミリーは家族の下で姉の看病を。マイクはエミリーと一緒に行くというカップリング。
    • シバハウスに残ったメンターは、次のナイロックに備えると言うが…まずは世界を救った祝いに楽しいことをしようとギターを2本。ジェイデンと爪弾くメロディは「♪Go!Go!パワーレンジャー…」
  • というわけで、ディズニーからサバンに戻ってのパワレン1作目。原作のウェットさやヘビーさは制約などもあってか幾分ソフトに抑えられたが、その分イージーモードともいうべきわかりやすさ・入りやすさで、子ども向けとしては敷居が低かったのではないか。かといって子どもだましにまで下げたとも言えない。大筋は共通だがデッカーのと関連付けでダユウの散華に異なる意味合いを持たせたり、薫と丹波(と黒子)の立ち位置を整理してローレンに複雑な感情を持たせたり…人間関係を破綻なく簡略化していて、向こうの文芸も捨てたものでない。
  • 次回作『メガフォース』(と『スーパー〜…』)は『ゴセイジャー』『ゴーカイジャー』2作をを1年で2本立て再編集だそうで、今Wikipedia見に行ったら前半かなり改変されてる模様。ぶっちゃけゴセイ編がどんだけ食える料理にアレンジされてるのか興味あるので、来年も邦訳してほしい下さい。あとジェットマン以前(=パワレン以前)のレジェンドの扱いも気になりますが、今期はここまで。
  • キャスト情報
    • ジェイデン/レッドレンジャー:遊佐浩二氏。
    • ミア/ピンクレンジャー:小島幸子氏。
    • マイク/グリーンレンジャー:羽多野渉氏。
    • ケビン/ブルーレンジャー:最上嗣生氏。
    • エミリー/イエローレンジャー:下山田綾華氏。
    • アントニオ/ゴールドレンジャー:伊丸岡篤氏。オクトロー(骨のシタリ)と兼任。
    • メンター・ジイ:上田燿司氏。マスターザンドレッド(血祭ドウコク)と兼任。
    • ローレン:桑島法子氏。
    • スパイク:岡野浩介氏。
    • バルク:桂一雅氏。
    • スカル:咲野俊介氏。え!?デッカー退場の後でコレかい??
      • EDトーク最後は、最終回参加フルメンバー。マイクとエミリーがデキてたオチを冷やかしつつ、メンターもローレンもバルク&スパイクもウラマサも…って最後キャラ名じゃないよ咲野さん!?