今月の別冊チャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(射手座2回目)

  • 晴れて射手座の黄金聖闘士となったシジフォス。教皇セージは最初の任務として、「デルフォイの書」受け取りを命ずる。デルフォイの神殿の巫女(ピューティア)たちは自然と通じ時に未来に触れる。聖戦の勝敗をも占うその預言書は巫女に守られ受け取るには困難が伴う。…この任務、シジフォスの兄・獅子座イリアスが弟の成長を促すため進言したものだった。イリアスが隠す肺病を見抜いていた教皇は、そんな不器用な兄の意を汲む。
  • いまだ聖域内では、シジフォスの昇格を英雄の兄の威光と妬む視線が少なくない。そんな中、牡牛座候補生ハスガードはシジフォスを自分の励みとし、神託を他人の決めた未来と訝る双子座候補生アスプロスは怠惰な外野のやっかみを気にするなと擁護。シジフォスは二人を共に未来を作る同胞として認めていた。
  • デルフォイの神殿を目指すシジフォスを狼たちが襲う!?突風を起こして振り払うも、痛めた狼を気遣うシジフォスに隈取りをした狼が言葉を…?巫女アルケスが意志を宿して迎えに来たらしい。シジフォスと…仲間を。
  • 果たして、物陰から黄金聖衣をまとったハスガードとアスプロスが。既に試験を終えて任務を助けに来たという二人だが、突然シジフォスを痛打!?目先に惑わされ、聖戦で足手まといになるなら不要と「腕組みの構え」や「次元を裂く技」で襲い掛かる!木々の隙間にはネガティブな自分自身の写し身が…これらは幻影か?更に「大地を返す技」や「銀河も砕く技」を仕掛ける二人に、シジフォスは言い放つ、「お前たちを信じない」と!出立前に交わした二人との絆を真実の姿と信じるシジフォスは、疾風技「ケイロンズスィエラ」と「ケイロンズライトインパルス」でハスガードやアスプロスの幻影たちを退ける。幻は具現化した心の中の影だった。
  • 自分が聖戦で災いに…?狼に神殿へ案内されたシジフォスは、巫女アルケスに黒い射手座と化した未来図を見せられる。その未来の黒いシジフォスが、本人の前で実体化を始めて…?
    • ハスガードさんが闇討ちとか幻覚に決まってますよー。アス兄さんは…ちょっと、ありそうとか…思わなくも。