パワーレンジャー・ミスティックフォース 32話 決戦(後編)

  • 母ウドナを連れ去られた怒りのニックは、レッドドラゴンファイヤーレンジャーでブラックランス(冥府神スレイプニル)を圧倒。MF5人でこれを倒すが、地上に現れたマスター(絶対神ン・マ)はエンシェントミスティックモードで息絶えたリンボーとダガロンを…パワーを食い尽くされた未来の地球を見せ付ける。
  • マンティコアMZでもパワーを吸収されて太刀打ちできず、マスクオフ状態で逃げ回るしかなくなった5人の中、両親を奪われたニックが真っ先に弱音を吐くが、4人はそんなリーダーを叱咤。ソードとライオンスタッフ(ダイアルロッド)でマスターに挑んだレッドは、そのヨロイを割ることに成功!
  • 現在の世界に帰還したがパワーは吸い尽くされてしまった。そこへスノープリンスと一人前になったクレアが登場。クレアに力を授けたのは、エネルギー体への変化で生き延びていたミスティックマザー(天空大聖者マジエル)!さらに、ウドナを連れて死んだはずのイタシス(冥府神スフィンクス)も出現。親身にしたネクロライによって蘇生されたイタシスは、格闘の末スカルピン(冥府神ダゴン)を討ち果たして、マスターをも砲撃で倒してしまうのだった。
  • ネクロライは娘リーリーの願いを聞き入れ、リンボーとダガロンをも蘇生すると人間の姿に変わった。だが、マスターも自己再生で復活。ニックは…MFは、もはや魔法が尽きても逃げずに戦う覚悟だ。そこへトビーがブライアーウッドの町民を、フィニアスが森の住民を集めてくる。客が怖がるため一度はフィニアスを解雇したトビーだが、町民の森への迷信を説き伏せ、フィニアスも蹂躙されてきた森の住民に反旗を促したのだった。手をつなぐ人々に包まれて変身を果たすMFとウルフウォリアー、ホワイト、ソラリスナイト!人々の魔法を信じる心、それこそがミスティックマザーの説く、なくならない魔法のありかだったのだ!MFの限りなき魔法を食らい尽くせずに、マスターはついに爆裂四散して滅ぶのだった。
  • ダガロンとイタシスは森の復興を見守っている。チップは尾ひれを付けた武勇伝で自慢げだ。人間と森の住民で店がにぎわうトビーは、人間の姿になったネクロライとつきあっている。フィニアスも店員に復帰してリーリーと交際。ザンダーは店のマネージャーに昇格。ヴィダは昔嫌いだったピンクに髪を染め、生き返ったマトゥーンボー(冥府神ティターン)とDJマシンを演奏している。マディに自分の赤子時代の毛布を預けて、育ての親に会いに街を離れることにしたニック。来た時の様にバイクで街を出る彼の、並走する2台のバイクには父リンボーと母ウドナが。ルートコアの留守を守るクレアが魔法の書ジノトームを読み終えると、「The end(おしまい)」の文字が刻まれているのだった。
    • ほぼ不意打ち勝利だったスフィンクスVSダゴンは、格闘戦を挿んで改善。ティターンも理由は示されないが復活して、原作よりも大団円ムード?ネクロライ人間態美人すぎ、リーリーの母親にしては若すぎ。
    • 今回のEDトークも、MF5人の声優。レッド役の櫻井孝宏さんが感想を聞くとピンク渡辺明乃さんのネタにかぶせるグリーン岡野浩介さんとか、作ったようなテンションで「マイカイキンチョウシマシタ―!」とブルー戸松遥さん、イエロー岡本信彦さんはハブられそうになりつつ、締めの合言葉の後で駆け込み発言で終了。
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