- 母ウドナを連れ去られた怒りのニックは、レッドドラゴンファイヤーレンジャーでブラックランス(冥府神スレイプニル)を圧倒。MF5人でこれを倒すが、地上に現れたマスター(絶対神ン・マ)はエンシェントミスティックモードで息絶えたリンボーとダガロンを…パワーを食い尽くされた未来の地球を見せ付ける。
- マンティコアMZでもパワーを吸収されて太刀打ちできず、マスクオフ状態で逃げ回るしかなくなった5人の中、両親を奪われたニックが真っ先に弱音を吐くが、4人はそんなリーダーを叱咤。ソードとライオンスタッフ(ダイアルロッド)でマスターに挑んだレッドは、そのヨロイを割ることに成功!
- 現在の世界に帰還したがパワーは吸い尽くされてしまった。そこへスノープリンスと一人前になったクレアが登場。クレアに力を授けたのは、エネルギー体への変化で生き延びていたミスティックマザー(天空大聖者マジエル)!さらに、ウドナを連れて死んだはずのイタシス(冥府神スフィンクス)も出現。親身にしたネクロライによって蘇生されたイタシスは、格闘の末スカルピン(冥府神ダゴン)を討ち果たして、マスターをも砲撃で倒してしまうのだった。
- ネクロライは娘リーリーの願いを聞き入れ、リンボーとダガロンをも蘇生すると人間の姿に変わった。だが、マスターも自己再生で復活。ニックは…MFは、もはや魔法が尽きても逃げずに戦う覚悟だ。そこへトビーがブライアーウッドの町民を、フィニアスが森の住民を集めてくる。客が怖がるため一度はフィニアスを解雇したトビーだが、町民の森への迷信を説き伏せ、フィニアスも蹂躙されてきた森の住民に反旗を促したのだった。手をつなぐ人々に包まれて変身を果たすMFとウルフウォリアー、ホワイト、ソラリスナイト!人々の魔法を信じる心、それこそがミスティックマザーの説く、なくならない魔法のありかだったのだ!MFの限りなき魔法を食らい尽くせずに、マスターはついに爆裂四散して滅ぶのだった。
- ダガロンとイタシスは森の復興を見守っている。チップは尾ひれを付けた武勇伝で自慢げだ。人間と森の住民で店がにぎわうトビーは、人間の姿になったネクロライとつきあっている。フィニアスも店員に復帰してリーリーと交際。ザンダーは店のマネージャーに昇格。ヴィダは昔嫌いだったピンクに髪を染め、生き返ったマトゥーンボー(冥府神ティターン)とDJマシンを演奏している。マディに自分の赤子時代の毛布を預けて、育ての親に会いに街を離れることにしたニック。来た時の様にバイクで街を出る彼の、並走する2台のバイクには父リンボーと母ウドナが。ルートコアの留守を守るクレアが魔法の書ジノトームを読み終えると、「The end(おしまい)」の文字が刻まれているのだった。
- キャスト情報
- ダガロン/ソラリスナイト(マジシャイン):稲田徹氏。
- ウドナ:唐沢潤氏。
- クレア:高垣彩陽氏。
- ジェンジー(スモーキー):岩崎征実氏。兼任のトビー役での表記は無し。
- リーリー:合田絵利氏。
- フィニアス:岡哲也氏。
- スノープリンス(天空聖者スノウジェル):伊藤陽佑氏。兼任のマトゥーンボー(冥府神ティターン)役での表記は無し。
- ブラックランス(冥府神スレイプニル):山本兼平氏。
- スカルピン(冥府神ダゴン):鈴森勘司氏。
- イタシス(冥府神スフィンクス):仲村かおり氏。
- ネクロライ(バンキュリア):宮寺智子氏。
- リンボー(ウルザードファイヤー):増谷康紀氏。
- ミスティックマザー(天空大聖者マジエル):沢田敏子氏。