- 記念の蓄光レーザーブレード型ストラップ。
- 「宇宙刑事…ギャ↑バン↓!!」こんなこともあろうかと待機してもらってた。
- 「レーザー、ブレィド!」
- 「ギャバン・ダイナミック!!」
- ロボ「ギャアアアアア」
- 「隊長、その…頭は」「ちょっとな」
- 内容の評価は…詳しいことを抜きで言いますと、「話のスジは通ってるけど、半分の時間でやって…内容削らずに」って感じ。以下は見終わった方だけどうぞ。
- ニコ動で旧作本編見てると、半分どころか30分でも行けそう。まあ、烈ちゃんは最初から独り立ちしていたから迷いがなくて、だからこそ毎回30分で片が付けられたんだけど、今回は二代目が独り立ちするまでの序章だし。…序章で終わった仮面ライダーもいますけども。
- アメリカのコウモリ男やクモ男と違って、日本の実写ヒーローでは役者を変更したリメイクって成功しづらいですよねー(成功例がスッと出てこない)。代替わりするときは見る側への義理を重んじて「継承」という形を取る。そういう真摯さは好ましくはあるんだけど、十文字撃の物語が一条寺烈の物語にダブってるわけでもないし。
- 例えば「撃がギャバンの同輩アランの息子か何かで、父の捜索のためにギャバンと共闘」とすれば、烈の生き様ともダブらせられて、プロットそのものでリスペクトさせることもできるんすよ(最近『星矢LC外伝』で見た手法ですけども)。一方通行の三角関係は、それに比肩する重みがありや否や。
- 蒸着タイムはわずか1ミリ秒だけど、覚悟完了まで時間がかかりすぎたというのも全体の印象を決定してしまっているんじゃないかな。首魁と決着を付ける寸前まで「胸のエンジンに」火がつかない。そんな草食系はメタルヒーローとしてのハードさが足りない。「光を超える」が撃の口癖なら、「明日へダッシュする光の速さ」をまず超えろ、と。
- ともあれ、まがりなりにも通過儀礼としての継承は済ませて主人公のしがらみもなくなったのだから、次があるなら撃を鋼のタフガイとして迷い無く突っ走らせて欲しい。そうすれば作る側も見る側も、ハリウッドや香港ムービー並みのテンポでの痛快娯楽アクションに専念できるってものです。