トリプルファイター 18話 闇からの声を裂け!!

  • のっけから枠がぼやけた画面で戦うユリ…何かのイメージ?続けて横から手前をフレームイン&アウトするデビラさんが、真正面からカメラ目線でワロタ。しかも2人、3人…背後ではデビラとの連戦で疲弊して行くユリ。次々と続く戦いのイメージなんだろうけど、合成じゃなしに横移動で絵面にかぶさるのはシリアスな笑いを禁じえない。
  • そのユリに「立って戦え」「お前は戦う機械」と強要する声。このイメージはユリの夢であり、目覚めたユリはすっかり戦いがイヤになっていた。(「声」は聴き取りで阪修さん…かと思ったら、コメントで別のご指摘が…↓)
  • その頃デーモン様は、倒された3怪人=ブラックキラー、クモデラン、ブラックサンダーを再生させようとしていた!だがそのエネルギーとしてデビラたちの命が必要だという…。606号から順に指名され、608号はやや躊躇してたしなめられる。お前たちの犠牲は報われるとか名誉心をくすぐるのも忘れないデーモン様。そしてラップで保存状態だった3怪人が復活!ブラックサンダーの杖「サンダーフラッシュ」もちゃんと装備しているぞ!
  • 基地司令室に復帰したユリを見て一安心の兄たち。「さっきは頭がおかしくなったのかと…」と勇二さんがデリカシーの無い軽口を開けば、ブルコンも「勇二サン、イツモ頭オカシイクセニ」と乗っかる。オマエモナー!
  • そこへ再生怪人での挑戦を送りつけるデーモンの怪電波!ユリは悪夢の声を思い出し、パニックになって引きこもる。
  • 例を見ない再生怪人のため、能力は未知。しかし哲夫は3体同時という布陣の目的がファイターと同じ合体にあると予期。しかして、デーモン様の策は、3怪人の合体と、さらに「アトミックX」だという!そのアトミックXのエネルギー源がデビラの命と聞いて、デビラたちから不満らしき声が。それをブラックサンダーが叱れば、デーモン様は「お前はデビラたちへの感謝が少し足りない!」とたしなめる!この親玉、すごい下っ端に気を遣うな〜。
  • トロール中の勇二がデーモンカーに囲まれたと聞き、気丈にも出動するユリ。勇二を囲むデビラは、同一画面に7人…なんて多さだ、いつもより…2人も!かけつけたユリだが、例の闇からの声が脳裏にこびりついて勇二共々ピンチに。さらに現れた再生怪人がブラッダーに合体する!
  • ブラッダーが勇二を襲う!って、砂を浴びせられて、いきなりひるんだりしてますよー?デーモン様の催促の声でついに炸裂するアトミックXとは、左手から放射する手投げの爆弾のようなもの?(後々爆発前に液状のものが見える)よけた場所の草地が炎上してしまったぞ!…ちょこっと。
  • しかし、除け損ねた勇二が右脚を押さえる!ユリ共々絶体絶命だったが、エネルギー切れで合体が解除された再生怪人は撤退。
  • デーモン様は怪人のエネルギー補充のため、デビラを3311号から順に指名するが、全員後ろ向きで無言のボイコット。怒るデーモン様はその場のデビラを消してしまう。
  • 戦意喪失のユリを外して策を練る2人。さすがに哲夫は敵の撤退をエネルギー切れと読み、長期戦の策を期すが、その源は?ブルコンの分析では、勇二の足に当たったアトミックXとは高純度のウラニウムだという…(それがデビラの組成物かは語られずじまい)。
  • トロール出動した哲夫と勇二の襲撃を命じるデーモン様ですが、デビラの敬礼に覇気がありません…。哲夫たちの前に立ちふさがるデーモンカー…の後ろでは、横になったり大の字になったり、あまつさえ馬とびなんかしてサボタージュするデビラたち!癒されるな、この戦闘員!デーモン様は反抗デビラを木っ端微塵に処刑…哀れ。
  • そしてこんな時に基地にはあつし君が。ブルコンの帰れコールに禿同だわ〜。失意のユリの心境も知らず、代わりに戦ってやるよ!と飛び出して…行き先も知らないので戻ってくると。
  • 哲夫たちの前に次のデビラたちが転送されてくるも、座り込み半スト状態。その様子に合体怪人のエネルギー源がデビラと察する哲夫。業を煮やしたデーモン様は、再生怪人の補給を前倒し、早速出動して合体怪人となるブラッダー!しかし、哲夫の長期戦作戦でアトミックXを消耗したブラッダーは合体解除。半ストのデビラからエネルギーを強制取立てして再びブラッダーに。
  • 責めるあつしや兄の危機を告げるブルコンの声から耳をふさぐユリに、それでも闇からの声が戦う機械と責め立てる。だが、そのうちに別の声が…地球の平和を破滅から守るためと励ました。変身してもブラッダーに翻弄される兄のファイターを、ユリ=オレンジが救援してトリプル合体。消耗してふらついたブラッダーをトリプルキックでデーェモーォンと爆殺。ユリは使命を再認して立ち直ったのだった。
    • インタビューコーナーは品田冬樹さんと唐沢なをきさん(第3回)。カメラ演出とかでなしに自分でコケ脅す怪人の話題。ブルーコンドルのこん棒にしか見えない惑星を滅ぼした武器や、殺害人数を自慢するテロル、ホラーアイ…300人乗る特殊デーモンカーなど数字化も多い。怪人が躊躇するほどに引っ張ったホラーアイの最後の武器にはなをさんもビックリ。テロルの二つ目の心臓のやられっぷりにも。話は今週のブラッダーにもおよび、命を粗末にするなとまでデーモン様の人情をさそうデビラの話題へ。ホラーアイにビビッたりとすぐ逃げる憎めなさは番組のチャームポイントだった。(続く)