トリプルファイター 11話 恐怖の細菌爆弾!

  • くすぐったいとかコロサレルとかわめくブルコンを哲夫兄さんが調整中。声の調子よりも、もっと他に改善すべき部分があるんじゃないかな…?
  • 嫌な予感というだけでSATバギーでパトロールに出る勇二。ピンポイントで宇宙科学研究所に乗りつけると…もうデーモンカー来てるー!?デンドンデンドン!「俺の勘が当たったぜ」って、どんだけジャストミートなんだ。直ったブルコンが研究所から宇宙細菌デロンが盗まれたと報告する。これは修理中でデーモンを探知できなったせいか?
  • デビラが下げていたアタッシュケースを奪還した勇二が、おもむろに中を確認しそうになっちゃってるよ!だが増援デビラの出現ですったもんだの挙句、駆けつけたユリによって中身を知る。さらに怪人クモデラン(タイトル画面には「クモデラン」…?)が現れ、当時定番の歌舞伎風クモ糸攻撃!哲夫も参戦してケースの持ち手はやがてデビラのひとりへ。そのデビラ、牧師とぶつかった拍子に同じアタッシュケースを取り違えて…。
  • 袋小路に逃げ込み、左右の囲いをキョロキョロ除きこむデビラの挙動は逃走中の空き巣のソレ(笑)。哲夫が追いつくも、ケースの中は聖書やロザリオで…。
  • カタコトっぷりや運転中の鼻歌がユーモラスな外人牧師さん。うっかり飛び出したあつしを轢きそうになって「オゥボッチャンダイジョゥブネー?オーマイガートゥ、オーマイガー」。停車したところを、デーモンカーにケースを置き引きされ「ワタシノ カバン、ワタシノ カバン」「カエシテクダサイ、カエシテクダサイ」。
  • 勇二とユリの追撃を逃れたケース運搬デビラと、牧師のケースを持ってきた哲夫が鉢合わせ…って兄さんソレ持ち歩いちゃ…!
  • 案の定再びケース交換が発生した様子で、追いついた牧師がケース拾得。SATチームはクモデロンの網にかかり、片方のケースは怪人の手に。細菌を地球にばら撒くため、「何千億、いや何万億」に培養すると息巻くクモデロン。何万億て…。
  • 牧師のケースを持ち帰って、デーモン様から死刑を言及されるほど大目玉のクモデロン。一方、細菌ケースを知らずに回収した牧師さんは鼻歌でドライブ。♪ライラ、ライラ…耳に付くわーこの鼻歌。そして再度あつしに停められ、デーモンカーに置き引きされるケース。単身追いついた勇二がケースを奪取するも、崖から足を滑らせ…?
  • 哲夫とユリ、クモデロンも追いついての争奪戦。やがてケースはワタシノカバンを追う牧師についてきたあつしの手に。前転とか身体が動くとこアピールせんでよろし、はよ逃げーや!牧師のケースと思っている様子のあつしだが、ケースを渡す前に怪人に奪われ…。
  • 一方、交戦中にアジトを発見して身を潜めていたユリ。帰還したクモデロンは、デーモン様の注意もむなしくユリにケースを2つとも奪還されます。両手にケース持ってトンボ切るとかスゴイ動きのユリですが、手がふさがっていては戦いづらそう。
  • 牧師のケースが開いて、確定した細菌ケースを確保したクモデロンですが、3人揃ったファイターによりフルボッコ状態。この戦い、ケースを確保した方が不利になる!合体したトリプルのキックで怪人は爆死。牧師にウチウサイキン渡しそうになる哲夫兄さんの珍しいボケで終了。
    • インタビューコーナーはフリーライター早川優氏(第1回)。小2でウルトラファイトに引き続き1話から見てドップリ円谷ワールドにはまったという早川氏。シルバー仮面など兄弟が琴線に触れ、兄弟全員変身、ウルトラマンAやバロム1と共通の合体要素にも惹かれたという。等身大ゆえ、身の回りと地続きにも感じられたのが魅力。銀色系の円谷デザインの中で黄金はインパクト大。『ファイト』に対してドラマ要素が加わってのグレードアップ感もあり、『10-4』夕方特番とあわせて、開始時は円谷ドップリだった。(続く)