今週のチャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(蠍座8回目)

  • サーシャに受けた恩を命で返したナワルピリ。その最期がカルディアの闘志を…心臓の熱を昂ぶらせたと知るや上機嫌のウェスダ。カルディアはそんなウェスダをあの世でナワルピリに詫びさせると息巻くのだが、滅びを眺めて永遠を生きるゆえにウェスダはそれを否定し、カルディアを掴んで神殿地下へなだれ込む!
  • カルディアの心臓の熱を送られた破壊神テスカトリポカの力は臨界点間近…滅びの光は山をも爆散させるまでに。カルディアの心臓を鷲掴みしながら、滅亡と新世界の役目を解放されて妻と故郷へ…遠き宇宙へ還ることに思いを馳せるウェスダ。だが、催眠状態のはずの当のカルベラが涙を!?愛も哀しみも知らず、滅びの仕組みにのみ従って数万年生きてきたウェスダは混乱する。ナワルピリの自己犠牲も、窮地を楽しむ自分の生き様も理解し得ない者に、世界や自分の心臓に触れる価値無し!!最高潮に昂ぶる心臓からの熱を打ち込む、スカーレットニードル「カタケオ」は太陽神官の肉体ですら凌駕し、カタケオアンタレスがついにウェスダを体内から発火炎上させた。絶頂を越えて最後の技を放ったカルディアの身体が、駆けつけたサーシャの前で静かに膝をつく…。
    • とどめはさせないジンクスでもあるかのよーな紅針が外伝(の外伝)にしてようやく決まるの巻。外様の神様とはいえ一応トップを取ったわけだし、不遇な分の救済だったのではないかな。