▼『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』
- 半神半人のカイロス＝杳馬を粉砕消滅させるためにアスプロスが開いた「神の道」が、小宇宙の弱まりとともに閉じようとしている。野心のままに死人がえりすら行った自分が人知れず消えることに後悔はない…はずだった。そこに、アテナが通りがかるまでは。
- 怪我を気遣うアテナ＝サーシャを背を向けたまま拒むアスプロス。教皇暗殺未遂、冥王に取り入っての復活…正義の女神に、邪悪に染まったものの生き方など理解し得ないと強く一瞥する。そんなアスプロスを、過ちは理解できずとも、邪悪なだけの存在でない…一人の人間だとサーシャは肯定する。人の全てを…光も影も包めるサーシャの在り方に、アスプロスは一度だけ振り向いて乙女座アスミタの数珠（おそらくはアテナに渡すため弟デフテロスが持っていた）を託し、冥闘士としての滅びの時を迎えて灰に還って行く…。サーシャは遺された黄金と漆黒の双子座オブジェに、必死に生きるものに光も影もない…だからこそ、罪や悲しみで人を滅する過ちから兄を正す、その決意を新たにするのだった。
- 一方、シオンと童虎を担いで魔宮階段を進む中、杳馬と双子座の小宇宙の消失でその決着を察するテンマは、眼前の靄に亡き母パルティータを見る。そして、時を刻む数珠玉が、母の懐で永眠する杳馬の幻に替わる…テンマは、嫌悪した父にも母は「大事なもの」であったと願わずにはいられなかった。そこへ前触れ無く現れるアローン！3人きりでの最後の戦いが近いと告げるために…！
- 退場する2人をさらに浄罪で締めくくるとは…手代木先生は菩薩のようなお方やでぇ。そしてパルティータお母んマジ天使。突然現れた父親が大悪党だったテンマにすれば、憤慨やら嫌悪やらあったろうし、憎んだまま死別するってのは不幸なことだしね。夢まぼろしでもフォローされてよかったですよ。
▼『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION冥王神話』
- 初対面数時間の瞬に性格把握された天馬。
- 星矢周りの女っ気が充実しつつある（本人意識ないけど）。どうせなら姉さんや美穂も呼んで来いやー。
- 先週分のコメントレスで予想した「水鏡に追いつかれる」が実現ー。師弟対決か？青銅組・双子座・水鏡の三つ巴か？
