環境超人エコガインダーII 10話 正義の結末 〜環境を護る意義〜(後編)

  • 【あらすじ】瀕死のエコガインダーの回路を修復したのは、かつてエコクラッシャーを離脱して共存の道を選んだムダーナとハカイスだった。回復したエコガインダーにより、花沢先生は洗脳から解放された。そこへ、クイーン・デスガイア率いるエコクラッシャー一味が出現し、決戦を挑んでくる。デスガイアが破壊超人ロストに与えた秘策とは、同等の力を持つロストとエコガインダーを共鳴させて玉砕させることだった!エコガインダーはエコロジーパワーをふりしぼり、デスガイアとステナ&1号2号をも巻き込んでロストを大気圏外に運ぶと、大爆発。後には肉体を失ったデスガイアとロストが残るのみ…。しかし、ロストからエコガインダーの10倍のエコロジーパワーが!?エゴガインダーの最後のパワーを宿したロストは、デスガイアをエコロジースパークで滅ぼした。その輝きにまなぶとタケシが感謝の言葉を送ると、星空に浮かぶロストの環境良識回路は本来の青い輝きを取り戻すのだった…。
  • 前シリーズで改心した悪役・ムダーナ&ハカイスが救援に!エルシャラカーニ山本さんは、相変わらずAKBの秋元さんより台詞回しがアレだな(笑)。しかもかつての手持ち武器は新入り1号2号の武器に流用されて手ぶらだし。
  • HPによるとムダーナとステナはかつてライバルだった設定で、前回登場時は「ステナ以下はこっちが相手して二極の戦いになるんやなー」とワクワクしてたんだけど、乱戦ではハカイスともどもロストさんの相手をしてるしー。
  • 前作の放送回数14回に対して今作は10回、それもストーリー性重視の構成だという前後編フォーマットで実質5エピソードのため、食い足りない印象は否めなかった。
  • 事前に判明していたライバルキャラ=ロスト投入も、共鳴による双方のダメージという形ですぐに水入りとなる(15分という尺の都合もあるが)ため、強敵感が発揮できたとは言いがたい。
  • 肝心のヒーローとしてのエコガインダーも、スーアクが交代。動きは悪くないんだろうけど、見得きりなどで溜めがないので、前作でのちょっと良い格好しぃな感じのビシッとしたケレン味みたいなものが無くなって、初回のOPの時点で気勢をそがれたというか…。
  • 前作が延長と言う形になっていたら…鈴木家編が決着をつけずに、レギュラーもそのままのフォーマットでこの完結編につなげていれば、気持ちも盛り上げていけたんだろう…と思わなくもないけど、当時は続編は視野になかったろうし、2年経つと子役もそのままではいないだろう。それだけに、前作キャラのムダーナ&ハカイスによる救援は、続編の意義を生かす嬉しいサプライズだった。またこういうミニ番組ヒーローを作るのなら、連続性は小出しにして終盤で畳む、前作のような1話完結方式で楽しみたい。