- 夜勤の合間に全部読んじゃいました(字間も広いし)。ファミ劇のロボコン打ち切りでちょっとクサクサしてたところを、いい気晴らしになったですよ。
- 結論から言うと、「よく出来た二次創作」でした(『KRDK』自体が二次みたいなものだし、三次創作?)。具体例としては、メインの新キャラが2人ほどいるんですけど、ひとりは設定を膨らまして立ち上げているのが上手いです。「見えるところに隠し球が置いてある」という感じで。既存の設定の範疇をウロウロしているようでは、このサプライズはないですわー。よく言う「ニヤリとする部分」がいくつかあって、クライマックスではニヤニヤしている自分がキモいくらい。
- その「ニヤリとする部分」というのは、大元の『龍騎』をリスペクトしている部分。バレは伏せますけど、
- まあ、そういったわけで、もしこのノベライズが将来的に著者を特撮枠ライターにする布石ならば、早めにゲストライターで書いてみてほしいですね。いちからオリジナルで質の高い筋立てが作れるかは未知数ですが、年間任せられるほどのライターが小林靖子さん以来では『W』の三条陸さんくらいしか現れていないんでね、少しでも見込みの有りそうな方にローテーション参入してほしいもんです。