- 母パルティータに抗うと決めた時、黄金に輝くテンマの聖衣と小宇宙。今や第七感の域に届く息子の輝きを、メッキに過ぎないと切り捨てる母。だが、テンマには聖衣修復に乙女座アスミタがくれた血…多くの仲間の血と涙は紛れもない黄金の輝きであり、聖衣は自分の魂同然なのだ。全てを受け入れて母に手向かうテンマと、息子のメッキを剥ぎ取ると息巻くパルティータ。最初に砕けたのは…母の左手のガード！
- テンマの小宇宙から、灰色の世界に射す熱く哀しい黄金の光を見る、虫の息のパンドラ。その彼女がパルティータに感じる底知れぬ何か…オウルなる冥闘士も聖闘士もいないはず！闇から目を凝らすフクロウの狙いとは!?
- 激しい攻防の中で、テンマの渾身の拳は…たやすく止められた！そして、他者の思いに興味はないと、オウルのひとにらみが黄金のペガサス聖衣を粉砕してしまう！むき出しの無防備な丸腰となったテンマは魂を取り出されるのを待つばかりなのか…？
