- 膨張する二つの銀河のせめぎ合うが如く…ぶつかり合う存在と存在、善と悪のごとく…相克する二つの最強技・ギャラクシアンエクスプロージョン！
- そのしのぎ合いの中で、兄・アスプロスは、自分を見据える弟・デフテロスの視線に自問する。あの目をうとましく思ったのはいつからか？同じ顔ではあるが、守り救うべき弟のはずだった。だが、自分の成長に影のように追いつく…それはいつしか、自分の存在を脅かす脅威でしかなくなっていた…。
- 魔宮を瓦礫と化した最強技の衝突の後にたたずむ兄弟。その瓦礫に血飛沫の影法師を描いたのは…デフテロスの方だった！
- 瀕死のデフテロス…しかし、彼は満足気に確信する。自分の技は、兄の芯を貫いた、と…。漆黒に反転したアスプロスの髪が、一瞬でかつての色に塗り変わる！弟の消滅により、自らに打ち込んだ幻朧魔皇拳による憎しみの色をも失った瞳に映るのは、第二の主を失ってオブジェと化した双子座の黄金聖衣…。その心に去来するのは、何か。
