- キャスト情報
役名 | 俳優 | 声優 |
ダグ・フィリップス博士 | ロバート・コルバート | 小笠原良知 |
トニー・ニューマン博士 | ジェームス・ダーレン | 宗近晴見 |
アン・マグレガー博士 | リー・メリウェザー | 友部光子 |
レイモンド・スウェイン博士 | ジョン・ザレンバ | 久米明 |
ヘイウッド・カーク所長 | ウイット・ビッセル | 小山源喜 |
カスター将軍 | ジョー・マロス | 戸浦六宏 |
クレージー・ホース | クリストファー・ダーク | 納谷六郎 |
シッティング・ブル | ジョージ・ミッチェル | 竹内文平 |
ベンティン大尉 | ポール・コミ | 青野武 |
レノ少佐 | ジョン・ピッカード | ? |
イエロー・エルク | ローレンス・モンターニュ | ? |
トム・カスター | ブルース・マーズ | 桑原毅 |
ティム | ジム・ハーファーティ | ? |
ホワイトバード博士 | ペリー・ロペス | 中曽根雅夫 |
- ダグとトニーは1876年6月24日南北戦争後のアメリカに飛ばされ、トニーが騎兵隊と戦うインディアン=クレージー・ホースに捕えられる。若い伝令ティムと出会ったダグは騎兵隊にトニー救助を求めるが、それは史実で翌日大敗するカスター将軍の部隊だった。一方トニーは、年長のインディアン=シッティング・ブルに勇敢さを認められ和平の使者となる。流血を止めたいダグとトニーの談判を将軍は聞き入れず、第7騎兵隊は壊滅。惨状を後に2人が時間移動した先は熱帯の流刑地、その名も悪魔島…!
- ダグは「オーガスト・スミス二等兵」の遺体の手帳の記述「1868年ミズリー州セントルイスで入団」より、到着時代を南北戦争終戦から3年以上と推定。カーク所長は騎兵隊の三角旗から1968〜1890年までのインディアン戦争時代と推察。
- インディアン戦争の権威・ホワイトバード博士はさらに詳しく、存命中のカスターを見て1876年6月25日以前と特定。将軍のキャンプ地をマディー・クリーク、ダグがベンティンに補足された岩場をリトルビッグホーン傍のインディアンアーチと特定。
- 過去映像(おそらく映画流用)のインディアン集会にホワイトバード博士が見出だした部族名はアラパホ、アンパパ、グランドティトン、サンティ、シャイアン、ブラックフィリト、スー。
- カスター将軍は無鉄砲さが21の若さで自分を准将にしたと自負するほどの自信家に描かれており(最初非戦闘員のダグを自分への記者と誤解した)、ダグや部下ベンティンの異議に耳を貸さない独断ぶり。だが、倒れた軍旗に不吉な空気も感じるそぶりを見せ、ダグの忠告通りティムを配置換え。結果、ティムは全滅する部隊から外れて行動し、画面上戦死しなかった。
- 将軍の独断ぶりに科学センターのカーク所長も「どちらが野蛮人なんだ」と嘆き、スー族出身のホワイトバード博士も「野蛮人が両方にいたんですよ」と慰める。インディアン側でも交戦派の刺客が和平の使者となったトニーを狙うのだが、トンネルが誤って刺客を現代に召喚。同族の博士に諭された刺客はトニーを見送り、Sブルに従う道を選択。凄惨な戦いは歴史通りであっても両陣に若者や良心が残る、フィクション故の希望のある結末となった。
- トニーはSブルに魔法と称して勝利を予言。その後さらに白人が押し寄せスー族がブルもろとも滅ぶと説いて、カスターが応じることを条件に話し合いを承諾させる。決裂するも、ホワイトバードが伝え聞く一説の通り、ブルはキャンプへとどまり参戦しなかった。
- カスターは当初テディ将軍からクルック&ギボン両将軍の援軍まで待機を命じられていたが、先行を図っていた。さらに伝令によりクルックがローズバットで攻撃され退却と聞いても開戦に踏み切り、リトルビッグホーンで敗れた。