- メダマンは木の精から助けを呼ぶ声を聞いた。稲荷神社のオバケ銀杏の木は古く傷んで、落ち葉害と枝落ちの危険から市民の陳情で切り倒されようとしていた。一方で伐採に反対する少年・サブロウ。彼には入院中の妹・ユカリがいて、病院の窓から見える銀杏が心の支えなのだ。落ち葉を掃除して市民にアピールしたり、オバケ仲間と祟りを装って脅かしたり、銀杏の助命に苦心するメダマンたち。やがて強風大雨が来て倒木の危機が!必死で嵐から銀杏を守り通したことで、倒木から守られた市民もメダマンらに感謝。嘆願は聞き届けられ、銀杏は郊外の公園に移転。銀杏もユカリも快方に向かうのだった。
- オバケ銀杏は、会話する時の顔だけアップ用プロップあり(目鼻口)。ギニョールで口が動き、目は株の切り口を模したデザイン。
- メダマンはユカリが銀杏と心を通わす理由を、病人は神経が敏感だからと説明。メダマンにしては知的な説明!銀杏は枯葉を病室にとばしてユカリと対話。問題解決後の今年最後の手紙とする枯葉は、団扇みたいなサイズで切手と宛名がある。
- 銀杏の語る思い出はかなり歴史があり、江戸への目印、暑い日の日除けや雨宿りに利用されたという。
- サブロウ君の家の表札は「白川治郎」。
- 神様も同じ年寄りの銀杏が親切にされて嬉しいと、「4」の札とともに4粒の水晶玉。メダマン下心を出して神様をおんぶするも、銀杏からの手紙が来たら神様ポイで追加のご褒美もフイに。
- 出演クレジット(一部役名あり、敬称略)