聖闘士星矢Ω 97話 闘いの果て! 光牙よ、伝説となれ!

  • みんなのコスモ!目立つ場所にしれっと混ざるかじき座。
  • 星も砕けるローリングクラッシュ。どこを羽交い絞めしてるんや?
  • Ω聖衣も盛大に全壊。そして神の刻衣も全壊(戻るけど)。
  • 生身で殴りに来る時点で、サターン様じゅうぶん人間にかぶれてしまってるんですよ。
  • えっ!?ハビさん次期教皇??今日最大のビックリポイントだわ!!自分の骨を折れできれいにオチたー!
  • あっ、やっぱり射手座聖衣も直ってる(将来どころじゃなく1週で)!
  • 光牙とエデンで旅立ちEDは、マルス編でやってたらまとまりよかったかもね。今期エデンは…というか新世代青銅チームは精彩を欠いたし。
  • というわけで、パラス編終了。セラムンの新アニメ遅延が延長の理由とも噂されましたが、マルス編での反省を改善してきたのは評価すべき点でした。改善点もパラス編の問題点と表裏だったりしたのだけど…。
    1. 聖衣の再オブジェ化
      • 玩具で再現が可能な技術があってもマルス編で導入しなかったのは、作画の都合もあろう。装着式に戻した後の今期の作画は低調なことの方が多かった。しかし、アクション的に定評があった前期の担当者キャラデザインにしても、年間その本領を発揮できたことは数えるほどしかない。コストという実を維持できないなら、聖衣の名を捨てるべきではなかったのだ。
    2. ストーリーの明瞭化
      • マルス編の方が新世代を意識した「深化」した話づくりを目指していたかと思うが、少年漫画のわかりやすさが反面不足していたとも思う。まあ、わかりやすさのために敵兵が下種ばかりになり矮小化した弊害もあるんだけど。
      • そのかわり、味方側の善性も補強された。戦闘狂の牡牛座、ストーカーの双子座といった性格に問題のある前期の負債を反転させたのは嬉しい誤算と言える。悪堕ちした市さんも戻って来たしね。
    3. レジェンド枠の活躍
      • 前期で最も求められた部分。しかし、新世代を主役として動かす都合上、前期はそれを封印して最小限にせざるを得なかった。今期は満を持しての復活が見られたわけだが、案の定主役とそのチームを食ってしまった。光牙以外の新世代青銅は、いっそのこと邪武みたく他所で活躍したことにしてしまえば、戦列には居るのにその他大勢みたいな扱いにはならなかったのではないか。ともあれ新世代の新章としては崩壊してしまった感のあるパラス編だが、こと旧作のファンサービスとしては大幅に満足度の得られる内容だった。
  • 放送期間が約束されているゆえの緊迫感の不足、敵モチーフの枯渇と味方人数の肥大化など、構造上の欠陥が大きく足を引っ張り、トータルでは成功したとは言い難い。しかし、集団戦や敵将・敵ボスとの和解など新しい要素を盛り込み、旧作の要素をなぞりつつそれ以外の道を模索した点は見逃してはならない前向きの姿勢であった…と見ることもできます。
  • 春のフルCG映画は一本で十二宮やりきるっぽい気配だし、不定期NDとセインティアは、この動きをつないでいけるんでしょうかね?自分はとりあえず、あと半年強(2章)残すのみのLC外伝を楽しんでいこうと思います。