今月の別冊チャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(牡牛座3回目)

    • やっと読んで来ましたわー。
  • 牡牛座ハスガードが「エトナ山の巨人封じ」の助力を乞うべきクレタ島の守護者コル・タウリとは、神話時代の自動人形だった!セリンサをはじめとする孤児たちにとってかけがえのない養父で先生…彼を動かし巨人を封じねば、世界に…孤児にも危害が及ぶ。ハスガードの決意を拒むように雷を放つコル・タウリの体!?黄金聖衣をも通る雷は、イー・コール(ゼウスの血)を巡らす牡牛の心臓(コル・タウリ)ゆえか。セリンサは語る、制御不能の放電は寿命が近いからだと。
  • コル・タウリはかつて守っていたエウロパを呼びながら、なおも高熱をも帯びた体でハスガードに襲いかかる。見失った「願い」を求めてくすぶる巨星=コル・タウリ。その名の通り巨星のプレッシャーが電撃となって迸る。言葉を届かせるには、自らも巨星たらん!ゼウスの金牛と見紛わせるほどの渾身の「グレートホーン」が、荒れ狂うコル・タウリの記憶を目覚めさる…。
  • ゼウスが愛した女性・エウロパダイダロスにその守護者として作られ、彼女と子どもたちからは家族同然に囲まれたコル・タウリの記憶。今やエウロパは神話のかなたに見失い、種子たる子どもらは地に満ちて自分の巨大な手にも余る。ならば世界ごと守ろうと誘い呼びかけるハスガードは、コル・タウリの心臓部を掴み出し暴走する放電を引き受ける!放電が収まったコル・タウリは、馬鹿げた程に身を投げうつ好漢の存在を認めていたのだった。
  • 巨人封じへの助勢を決めたコル・タウリに孤児たちはすがりつくが、事の次第を見届けたセリンサは目的を見失った先生も迷子だったと知り、送り出すことを承諾する…ここも帰る家だと生還への願いを添えて。
  • やがてエトナ山に到達したハスガードとコル・タウリ。待ち受ける埋もれた神殿が、暗い小宇宙を吐き出している…。
    • 後継者テネオ編との二層構造になるかと思ってたら、今月もあらかたハスガード編だったでござる。先代の巨人封じと次代の再封印とエピローグ…週刊の倍ページあるとはいえ、まとまるんかコレ。