今月の別冊チャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(天秤座2回目)

  • 天秤座・童虎に捕縛された、古巣「仙境」からの刺客・流星(リウシン)とその部下たち。隙を見て逃げ出したリウシンだが、やられたダメージで足元がふらつきあわや崖下…というところを童虎に拾われる。仙境に災いをもたらす凶星と教えられた童虎に…。彫道士の千年の守護者である、龍の姿の白龍は石化の病に伏した。白龍の身に何かあれば、仙境はおろか大陸も幽界に沈む。
  • 童虎をその元凶とリウシンに吹き込んだ白澤(ハクタク)は、この世を「護る」のではなく冷たい目で「矯正」を計る。ハクタクの差し向けた灰(フウイ)は、童虎不在の間にリウシンの部下の頭をことごとく火で焼いてしまっていた!リウシン以下の白龍を慕う一派を、童虎もろとも反逆の汚名を着せて処分する計略だったのだ。フウイは李白の詩になぞらえて、童虎に帰る場所はないと死の宣告を下す!
  • 闘志をたぎらせ背に虎の顔を浮かばせる童虎。彫道士(タオニア)の修行で背に浮かぶ動物は、己の内なる化身。童虎と強さを競ったフウイに、かつて浮かんだのは野狐…虎の威を借る程度の自分に失望したフウイは敵愾心を募らせ、狐を九本尾の妖狐に変貌させていった。さらに彫道士の内なる氣の具現たるプロテクト=墨衣(タトゥー)をも顕現させ、巨大な狐火を放つ!歪んだ炎を裂いて飛来する黄金の光…天秤座の童虎、12年ぶりに黄金聖衣装着!!盧山昇龍覇が、真に帰るべき場所=正しき心の拠り所を失くしたフウイを打ち倒すのだった。
    • なぜ李白?と思って調べたら、盧山大瀑布を詩に詠んだことに因んでの引用ね。
    • あと立ち読みだとフウイの漢字の技名おぼろげなので割愛しました。(えー)