トリプルファイター 26話 さようなら トリプルファイター

    • 夜勤明けでおまたせしました。最終回です。
  • これ以上の失敗は許せないとデーモン様は最後の切り札・怪人ブラッド・パワーを呼ぶ(地球に放射状の何かが注ぐカット)。異常電波とともに地球に降り立ったブラッド・パワー!普段の怪人は顔と精々腕くらいしかデビラと大差ないタイツルックだが、胴体を股下までスッポリ造形されているぞ!地球侵略Z作戦とは?
  • デーモンガンの黒い砲弾を白に変色させるブラッド・パワー。100倍になったパワーバズーカー(デーモンカーの砲台のことらしい)の威力がコンビナートを炎上させる(ペスターの特撮バンク)。
  • 出動した早瀬兄弟は、累々としたデビラたちの死体発見。一体誰が?落ちていたKELLYのブレスレット…ユリにはデーモンへの復讐を誓うあの男が思い当たった。果たしてその男…13話のケリー岩崎、ジープで再登場。追うユリの協力を拒むケリーだが、怪人軍団の宇宙船が地球へ来るとの情報を教える。
  • SATはその情報をつかんでいないが、デビラの活動を阻止したケリーの動向で兄弟は信じることに。総攻撃に不安になったか、僕たちは何もしないのにデーモンは何故?とあつし君が今更な質問をユリにぶつける。
  • ブラッド・パワーの目的は、怪人軍団を乗せた宇宙船の誘導。このコウモリ羽根のような5機の宇宙船はどっからのバンクかな〜?
  • 偵察に出た兄たちは、侵略の切り札で知られるブラッド・パワーを発見。誘導電波を送る前に倒したいが、互角に戦えるのはトリプルだけと二の足。そこへケリーがマシンガンで挑みかかる。ケリーは哲夫の忠告虚しく、怪人の体内電流10万ボルトで…て、あれ?切り札がジープで撥ねられた(笑)。逃走したぞ切り札さん…。
  • だがそれはワナで、砂利運搬の塔のアジトへ誘い込まれたケリーは銃撃を浴びてしまう!ケリーはユリに怪人を倒せば宇宙船は来れないと言い残して絶命してしまう。
  • 変身合体したトリプルとブラッド・パワーの決戦!デーモン様から「最後の兵器ゼットボーン(U字型の二連銃)を使え!」とのお達し…あれアッサリ蹴り飛ばされた(笑)。決戦だけあって、格闘長いな〜。粘るブラッド・パワーを砂利山から転がしてのトリプルキック!砂利置き場の谷間に響く、デェエモォオオンの断末魔と爆炎。
  • もはやトリプルと互角に戦える怪人はいないという理由で、地球侵略中止の判断を下すデーモン様。各地の秘密基地は自爆&デビラは廃棄処分の通達。お馴染みの洞窟は爆発崩壊。土砂崩れだけすごい特撮バンク。
  • 怪人軍団の宇宙船は軌道を逸れ、デーモン軍団の撤収をSATパリ本部も把握し勝利宣言。休息に入った哲夫は電子工学、勇二はジャンボジェットのパイロットと夢を語るが…何か忘れちゃいませんか?
  • そう、先週の伏線…惑星オーラからの救援要請。デーモンは次にオーラを狙っているのだ。光るものが見えたら自分たちの宇宙ロケットだ…あつしに、ブルコンに別れを告げ、ロケットに乗り込む三兄弟。またバンク映像、スコーピオン号じゃないですか安藤監督。コクピットはTACファルコン?ともあれ、さようなら地球で終幕。ラストシーンもバンク映像でした!トリプルらしいわ。
    • インタビューコーナーはメイン監督の安藤達己さん(第4回)。子どもがしがみついて見る物を…といいつつ、最低限「悪いことするヤツはいくら強くても最後爆発しちゃうんだよ」というメッセージは伝われば。変身しなければならない設定がきちんとない、時間的に追い詰められる描写が不足など不満があるが、一番の心残りは円谷プロで踏襲したものができなかったこと。無理かと思いつつ入れたドラマ要素は結果として好評となり、短くてもドラマは必要と述懐。紙芝居屋の気持ちで作品を送り出した方としては、作り手の熱気をアクションのはざまのドラマに感じてもらえればとまとめてインタビュー終了。
    • 次週からのチャンネルNECO、この枠は『スターウルフ』2本立て。んー、エアチェック済みですので、視聴記事はスルーさせていただきます。来月は火曜日にパワレンミスティックフォースも始まりますんで、初見優先で。