トリプルファイター 25話 平和の戦士S26号!

  • デーモンカーが日本各地で一斉に行動(5台しかいないのに)!?あつし君も表で見かけて基地に飛び込んでくるほどいるらしい。そこへデビル星に潜入した諜報員SAIS26号からの通信が…?
  • 滝の流れる渓谷をデビラに追われる若い男26号。正体がバレて脱出した26号は、デーモンの地球総攻撃をかぎつけていた!手始めにSAT基地を狙うという怪人アゴール。その武器を口にする前に、26号の背後にアゴールが…。
  • 早瀬兄弟が駆けつけたときには、26号は断崖にくくりつけられていた。しかも体内に液体爆弾を注射され、残り数分もない命。触れば即・爆発、心臓の鼓動をタイマーにしているという秒針音が無情に響く。
  • 26号の故郷は、早瀬兄弟の星と兄弟の惑星オーラ。地球の次はオーラが狙われる…故郷防衛を託し、26号の身体は爆発の炎と消えた…。基地ではブルコンが号泣し、アッちゃんももらい泣き。
  • デビラたちにシュプレヒコールをさせている宇宙忍者・アゴール。デーモン様の指示で、重力を操る「宇宙科学忍法」を披露して士気高揚。ウルトラマン無重力状態なんかのときに流すSEで岩が浮き、エネルギーを集中させる「宇宙科学忍法・ぶちかまし」で川面が大爆発!「宇宙科学忍法・ざわざわざわの術」で木々がざわめく…ってソレなんの?役に立つの
  • ユリが基地に控えて26号の故郷の話題に浸っている頃、捜査中の哲夫と勇二の前にアゴールが出現!「宇宙科学忍法・ストッパー」でマシンのタイヤが空転する間に、勇二がバギーごと連れ去られる。失神を装い反撃に出た勇二だが、変身時のジャンプを重力制御でかく乱され捕らえられる。「宇宙科学忍法・ふわふわドン」で人形になって浮き上がったのはデビラ。川に放り込まれてもがくデビラを勇二に見せて威力誇示。さらに一度しか使ったことのない必殺の「宇宙科学忍法・キラキラー」があるという。
  • アゴールは勇二の通信機で哲夫を騙って、26号を殺した荒地へユリを呼ぶ。デビラとの格闘で失神中だった本物が入れ違いに通信して危機が判明するが、既に妨害電波でユリを呼び戻せない。
  • 幸いにも妨害電波に気付いたユリが自重し、哲夫と合流。26号同様、勇二にも爆弾を使われることを危惧する2人。だが、デーモン様の狙いは、合体したトリプル打倒を狼煙代わりに士気を上げ、総攻撃を開始することだった!これはいつものフラグ…。
  • 山中を進む哲夫とユリの足元に、首から下を埋められたデビラたちが!?おもむろに枝をかぶせて立ち去る哲夫たち。デビラに何が?その頃、26号と同じ印を顔に描いたつなぎ服の一団も山中を走っていた。
  • ついに勇二を見つけ出した兄妹は、デーモンの狙いを勇二から聞く。そして現れるアゴール!「ふわふわー」と「ぶちかまし」を繰り出すアゴールに、変身する3兄弟。全デーモン軍団が、この戦いを注目しているという。
  • アゴールの両ツノから炸裂する「宇宙科学忍法・キラキラー」!爆発火花のあと、陥没した地面にひっくり返ったファイターたち!?いよいよトリプルに合体したファイターは、2発目の「キラキラー」をジャンプでかわし、投げを打ってバランスを崩したアゴールにトリプルキックをお見舞い。アゴールは谷川に転がり落ちてデ〜〜モ〜〜ンンと水柱になって爆死。
  • 26号の無念を晴らし、晴れやかな早瀬兄弟の前に、例のつなぎ服の男4人が出現。警戒する兄弟だが、彼らは26号の同胞だった。唯一地球の言葉を話せる男に26号の行方を聞かれ、沈痛な兄弟。デーモンの次の標的とされたオーラの男たちは、いきさつを聞いて感謝。無力なオーラ防衛にSATの助力をとりつけ、男たちは故郷に帰っていった(ウルトラセブンスコーピオン号飛行バンクで)。
    • インタビューコーナーはメイン監督の安藤達己さん(第3回)。トランポリンにマットは安全のため必需品。プロが仮面をつけて跳ぶけど、カメラは手持ちで追う手間が。監督としては、自分の意志より与えられたことをどんなことでもやる。作品は条件による言い訳はしないから評価してほしいと語る。フロントプロジェクト(正面固定の高精度カメラ)に円谷英二さんのいい絵を撮ろうとする意向を感じ、挑戦する熱気がスタッフに伝わって低予算のトリプルも見られるものになったのではないかとも。円谷の鈴木俊継監督については、脚本を直す監督との付き合いが多かったせいか、脚本に素直に撮る印象だったという。(続く)
    • 次回は最終回!でも来週また火曜が夜勤なんですよ。