今週のチャンピオン/『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』(蠍座7回目)

  • 催眠状態のカルベラと祭壇に繋がれたサーシャ…二つの駒を意図せず手にしたことは、破壊(リセット)されたいという世界の仕組みだと説くウェスダ。人が文明の加速を制御不能になる前に、巡る太陽のように滅亡を周期させるのだと。「テスカトリポカの黒曜衣(ナワル)」をまとって破壊神と化したウェスダの攻撃はたぎる炎!カルディアのスカーレットニードルも熱ごと身体で吸収してしまう。その熱も不足とするウェスダは、カルディアの熱を煽るためのサーシャ殺害をナワルピリに命じるが…。
  • 鎖から逃れていたサーシャ…?カルディアは攻撃に混ぜて、彼女の拘束を解く一撃も放っていたのだ。さらに、追わない見張り役のナワルピリ。初めて命を惜しみ、それをかばった少女の温もりを殺せば失ってしまう。ナワルピリは、ウェスダが自らサーシャに手を下すべく放った火球の盾になり倒れた。
  • そんな同胞の最期を、新世界に不要な滅ぶ側の者だったと切り捨てるウェスダ。仲間を侮蔑する言い草に、滅びるのはお前一人とカルディアは啖呵を切る…その蠍の熱(どく)で!
    • 熱・熱と言うだけあって熱血してきましたよカルディアさん。外伝しょっぱなはカラー頁活用のために魚座にしたんじゃないかと思えるけど、こういう主人公っぽい性格の方が実質トップバッター向きだったかもね。その意味で二番手だったのでは。
    • 手代木先生のブログによると、先週の休載は担当からの慰労措置だったそうで文字通り「これは救済なんだよ…!(先生への)」。確かに…担当は予告入れ忘れという罪を犯しています。でも私は…今の担当がただ…邪悪なだけの存在にも見えはしません!!担当は善でも悪でもないわ!!!ただのドジっ子じゃないですか!!!