『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』 22・23話 大義の道/聖剣

  • (22話)夢の神のうち三神を下したテンマと山羊座エルシド。だが残るオネイロスは三神の魂を統合して六碗四脚の異形の巨体に変化!エルシドの斬撃を受けても復元する合体オネイロスは、さらに一国をも滅ぼしたという言い伝えの技・ガーディアンズラクルを浴びせてくる。ステージを瓦礫に変える威力の中…テンマたちを加護したのは…黄金の杖・勝利のニケ!エルシドが裂いた空間を目印に、アテナ=サーシャの精神が射手座シジフォスの夢の門に突入した!夢の門をガーディアンズラクルの猛威から避けるため、エルシドのジャンピングストーンが…テンマの彗星拳が、合体オネイロスを夢界の裂け目から現実の森へ押し出す!そこへ、待機を命じられたはずのエルシドの部下・帆座ツバキ、船尾座ラカーユ、羅針盤座ラスクが参戦。連携技・ハウリングアルゴで挑むも、ガーディアンズラクルの前にはかなく散ってしまう。エルシドは同胞の死に逸るテンマを、多くの命でできている大義の道を踏み外すなと諭す。テンマに陽動を任せ、合体神の魂を一挙に断つべく全霊の二太刀を浴びせるエルシド!だが、失血で振るった斬撃では、十字に分断できてもとどめはさせず…小宇宙も底を尽いてしまう!?耶人とユズリハも駆けつけてテンマに加勢するが、修復途中のオネイロスにすら決定打を与えられない。再び完全体となり、ガーディアンズラクルが放たれるまであとわずか…!
  • (23話)シジフォスの夢に突入したアテナ=サーシャが見たものは…かつての幼い自分を見出して引き取るシジフォスの姿。そのことで聖戦の発端を作ったという自責が、シジフォス自身を夢界に捕らえていたのだった。さらに聖衣を冥衣に塗り込め、サーシャの呼びかけをも拒むシジフォス。サーシャはあえてシジフォスの矢をその身に受けて痛みを分かち、拾われたことで魔手から守られたと感謝。シジフォスもサーシャを守ると当時のテンマに約束したことを思い出し、自らの呪縛を解いてついに聖域・人馬宮の肉体へと帰還する。アテナの力を添えて、放たれた黄金の矢。シジフォスの念を受け取り、死力で再び立つエルシド!生き様を剣…エクスカリバーと化した男の刃が、飛来した矢を一瞬に分断!四つの矢は、散った部下たちの、道をそれた元・候補生パキアの想いをも込めて四神の魂を撃つ。最期にテンマを道連れに図るオネイロスに、もがれた右腕を突き立ててエルシドは諸共に消滅の光へ消えるのだった…。
    • 聖域軍の指導者として人望を集めるシジフォスさん役の野島さんですが、『ゴーカイジャー』では小物でアホで冷血漢な敵の指揮官役です。極端すぎるだろ。
    • ラストちょっと射手座に持ってかれた感があるけど、長丁場を終えた山羊座祭り。22話の作画が濃ゆかったのでスタッフ見たら、作監がTVの『北斗の拳』から活躍している斎藤浩信さんだった。
    • 脱走候補生パキアがまさかの一瞬再登場。花屋に再就職してた。ブックレット収録の手代木先生ラフ画によると、アルゴ星座が3人で竜骨座がいなかったのは、映画で使われたので省いたそうな。
    • CDドラマ版「赤い絆」のキャライメージも収録。ルゴニス先生は「30代後半〜40代」とあるけど、連載版より若そう&不健康そう。敵キャラは予定ではムッシュマッヘー(バビロニアの七つの頭の蛇)の予定だったとな?実際何モチーフになったかは連載でもそろそろ出るかも。