- (20話)空間を自在につなぐという幻夢イケロスにより、右腕を切り落とされ谷底へ転落する山羊座エルシド。夢の四神の次の標的はテンマ。肉体ごと夢界に幽閉することで天馬星座の転生をも封じるために。四神は滅びていない故郷と変わらぬサーシャ&アローンの夢でテンマを首尾よく拉致し、残る耶人とユズリハも、エルシドの右腕を持ち去った女・仮象者パンタソスに魂を抜かれた。己の夢界・ファンタジーにて二人の願望を弄ぶパンタソスの前に、倒れたはずのエルシドが空間を切り裂いて現れる?!持ち去られた右腕…黄金聖衣の共鳴をたどって!願望をエサに二人の魂を抜き去った技「グリムファンタジア」も、己を一本の剣と為すことのみを望むエルシドには無効。逆に蠱惑的な女性の化けの皮を剥がして男性の本性を暴き、切られた右腕にまとった闘気の刃で斬り捨てるのだった。夢界の揺らぎを察知したイケロスが次なる夢界フォビアとともに姿を現す…!
- (21話)飛ばす拳圧も直接の斬撃も、空間を自在につなぐイケロスに届かない。さらに自身の存在をも別空間に消し去っての奇襲に、エルシドは気配を掴むことができない。しかし、飛散する己の出血で空間の歪みを読み取ったエルシドの一閃はついにイケロスを仕留めるのだった。一方、造形者モルペウスの夢界モルフィアで過去の平穏な夢に浸っていたテンマだが、エルシドがパンタソスを斬り捨てた揺らぎで自我を取り戻し、自力で覚醒。モルペウスは感情を奪い去る芥子を放つ「モルフィウム・コーマ」でテンマの心を封じにかかるが、一瞬…神にも弓引いた神話時代の魂を呼び覚まされたテンマの神聖衣流星拳に倒れる。夢界のアトリエに幽閉されたアローンの導きか…?テンマと出会ったエルシドはついに射手座シジフォスの魂を封じる門を見つけた。だが、サーシャをアテナとして迎え聖戦に巻き込んだ自責からか、シジフォスの門はエルシドの斬撃にも崩れない。夢神オネイロスの言葉にそれを確信したエルシドは、攻撃にかこつけてサーシャへ…シジフォス救出を託せる唯一の人物に合図の小宇宙を送る。立ちふさがるオネイロスは「神の次元」を知らしめるために、倒れた三神の魂を召喚。合体して多碗多足の異様な姿に変貌する…!
- 原作ではバジリスクのシルフィード回で出たパンドラ様の湯浴み用浴場が先行登場。2期は合間にアテナサイドとパンドラサイドで状況説明入れてくるので、パンドラサイドは一日密着みたくなってる。
- 映像特典:設定資料
- アニメ用の山羊座オブジェ(本編未登場)は神話準拠の下半身魚状態に。
- 音声特典:オーディオコメンタリー