- 【あらすじ】ロボメカは天才ロボット。大きなビルの電子計算室で秀才ロボガリが回答しきれない計算に結果を出し、なんでも修理を請け負う「ロボメカ メカニック室」には長蛇の列。大山家でもロボコンでは直せないテレビを手際よく修理してみせる。仕事をとられたとロボコンは逆恨み、ロボガリに相談するが「天才になるには今度生まれる時に」との言葉を曲解して、身投げして動かなくなる。そこへロボメカがレーダーで異変を察知してきたが、奉仕には飽き飽きしたと修理を拒絶。一度はさじを投げたロボガリもこれには憤慨し、どうにかロボコンを生き返して見せた。ロボガリの厚意に感謝したロボコンは天才になろうとする考えを改める。一方、ロボメカは自身の消耗を嫌い修理業を休業。町田巡査の依頼や坂道を止まらないトラックを助けずに（こちらはロボワルが救助）工事現場でラジコン遊び。だが、作業員の抗議も黙らせる態度に怒ったロボコンともみあい、誘導装置が故障して無人のブルドーザーに追いたてられるハメに。まことの願いを聞き、身代わりにはねとばされつつもロボメカを救ったロボコン。ロボメカは心を入れ替え、本人に内緒でロボコンのテレビ修理を手助けするのだった。
- キャスト情報
- 役名なしクレジット：「木村修（トラックの作業員） 佐川二郎（ブルドーザーの作業員） 山浦栄（電子計算室の社員） 高橋晴雄 ／ 三島一夫」各氏。
- 役名なしクレジット：「榎本武士 谷崎弘一 神作吉洋 皆川一生 伏木和章」各氏。
- 役名なしクレジット：「八塚昭雄 熊坂政信 内田義人 浜崎政治 広田広一」各氏。
- 役名なしクレジット：「中里恵一 成田正茂 早見明 岩下経雄 伊藤晴男」各氏。
- 声の出演1：「永井一郎（ロボワル） 沢田和子 加藤修」各氏。
- 声の出演2：「矢田耕司（ロボパー、ロボメカ） はせさん治 千々松幸子（ロボガリ） 緒方賢一」各氏。
- バラバラ病（またか）を治しにきたロボパーとロボメカの矢田さん一人二役会話あり。
- 現フルメンバーのクレジットはあるけど、はっきり台詞があったのは御三方のみ。採点のガヤでしゃべってたかも。
- 大山家のテレビに映るは『魔女っ子メグちゃん』。
- ママさんが「これは、一つの事件です」の台詞…何かの流行語だったような気がします。
- ロボメカの指は誘導装置。指の開閉の動きでロボパーの分離やラジコン、人間の体をも操れる。レーダーも優秀で逆恨みロボコンの気配を察しゴキブリで追い払う。姿見のように全身透視する装置で自分をメンテ。「3年でメカがすりへる」と自己診断。気が急くと脚だけ分離して先走る描写あり。
- 「天才に及ばない分だけ、勉強や努力をして補わなければならない」と言うロボガリは、随分殊勝になったなあ。「ボクちゃんたちどーなるの？」のロボパーの疑問には「頭の悪い分だけ余計に努力しなくちゃならないでしょうねえ」とショックのパーな正直さは相変わらず。生き返ってすぐ「何故天才にしてくれなかった」と抗議するロボコンにロボガリの厚意を教えるロボパーも、ささやかながら友達甲斐のあるところを見せる。
- テレビ修理の件でロボコンを邪険にして気がとがめた大山一家は、目に付く配線をわざと切って見つけさせほめたたえる作戦をとるが、「調べるのに大分時間がかかる」と言われてガッカリ。
- ロボガリのラジコン飛行機にダーク破壊部隊のマークが！流用？翼にダークの印の入った白いプロペラ機って、『キカイダー』のどこに出てきたっけ？？こないだまで見てたのにナー…。
- 今週の採点：才能におぼれて努力を怠ったロボメカには叱責と0点。ロボコンには自分のハートマークを放棄してのロボメカ救助に99点。マイナス1点は大山家のテレビが壊れたまんまの迷惑分。
