『聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話』 7・8話 木欒子の実/良き風の日

  • 冥闘士の再生復活を阻止する鍵・木欒子の樹を目指して冥界・第7獄を進むテンマ一行は、ケルベロスを退け、顔を見せたハーデス=アローンにも啖呵を切る。だが今度は乙女座アスミタが出現。アテナ=サーシャに仇成すかのような言動に対し飛びかかるテンマは、天魔降伏、六道輪廻を浴びても大事なものを守るという約束のために立ち上がる。さらに、天舞宝輪で感覚を失いつつも、殺害されるサーシャの幻に挑発されたテンマの拳は、アスミタの防御を突き抜ける…!
  • テンマが砕いたと思った天舞宝輪の陣は、木欒子の樹にすりかわっていた。砕ける大樹の最後の実を託して、アスミタ…の虚像は消え去る。デッドリービートルのスタンドの妨害を潜り抜け、現世のジャミールに帰還するテンマ一行に、冥闘士のさらなる追っ手達が迫る。現世のアスミタが全小宇宙を以って木欒子の実を加工する間、不死の冥闘士との果てしない攻防を強いられるテンマたち。しかし、冥闘士の魂を封じる108の数珠は完成し、天空覇邪魑魅魍魎と天舞宝輪によって、追っ手達は完全な死を迎える。だが、小宇宙を燃やし尽くしたアスミタは、テンマに後を託して肉体ごと昇天するのだった。