必殺仕事人2009 22話 最後の大仕事!!

  • 『仕事人・激突!』の最終回サブタイに「!!」がついただけで、出来栄えの差に天と地の隔たりが。
  • 『三味線屋勇次』に続き、火野正平氏がまた悪人。マスコミ悪人・寺田農氏の役名は「朝経」…「朝日」…「経済」…?
  • 昨日ながら見で東映チャンネルつけてて、『魍魎の匣』劇場版の途中を見てたので、谷村美月っちゃんの受難はキツかったです…。
  • 匳は性格的に、涼次救出に突貫しそうな気がしてましたが、仕事料分配では案の定助ける気満々でしたね。仕事ですからー、と釘を刺す同心組。
  • 伝七ぃいいいいーーー!20話の幕切れで反応が淡白に見えたのに、水面下でこんな…!動機はなぁ…仕置人時代の主水と同じではあったんだがなぁ…あんた拙いから。拙すぎたから…!結局本物にはなれなかったんだなあ。
  • ぬう…機動戦力が小五郎に一極集中だと、見せ場独り占め…いやいや、集団戦での仕事料の分配が不公平じゃろ?単機で大老暗殺成功されちゃあ、ボチボチ計画してスパイ潜入を許した老中さん一味も冥土でションボリですぜ。
  • そして、円満解散。怪我人の回復早っ!それと衆人環視の中、芝居小屋に出入りするクソ役人!この太い神経というか余裕が伝七さんには不足していたゆえのあの結末だったのかもしれませぬ。
  • 段取りをなぞるだけの2007SPとほぼ同じスタッフシフトという、不安なシリーズ再立ち上げでしたが、不足を埋めるように充実していく脚本、役者降板による殉職編を起爆剤としたテンションの底上げと、『激突!』の失策とは実に正反対の良作に仕上がってくれました。次があるならば、多くは望みませんが、願わくばサブタイにセンスを。