必殺仕事人2009 スペシャル

  • 新シリーズ開始前に、前回=2007SPの仕切りなおし。
    1. 一部殺し技の変更。夜鶴の銀平式に飛ばして噛み付かせるカラクリ蛇が、こっそり締め技になったのはおいといて、筆で毒を塗り殺すという出オチ技が、入手元の手入れという理由で針刺しに。(しかも心臓レントゲンのオマケつき)定番の刀・針・首絞めで安定感を得ようという狙いなんだろう。技変更の理由が劇中で描写されたのは、西順之助がライデン瓶を捨てられて以来?いや、剣劇人最終回があるか。
    2. レギュラーと思われた玉櫛がまさかの退場。『生物彗星WoO』の谷村美月氏が入れ替わりなのは、より若向け狙ってるんだろうなあ。その玉櫛の最期は、レギュラーだろうしとタカをくくっていただけに衝撃的だったのと、視界が徐々に崩れるカット割りが凝っていた。
    3. ゲストががんばる。竜雷太氏の演技(料亭での上機嫌→凄み→孫人質で動揺→冷酷の起伏の激しさ)が悪人として立っていたのもあるが、自分を売り込むためだけの正義を語る偽善浪人がいつ寝返るかという緊張で2007の消化試合のような流れより見ごたえがあった。
    4. 主水の扱いはやっぱり脇。しかし、今回それぞれ殺しの的が因縁のある相手ということで、主水も相手は途中でモウロク呼ばわりされたヤクザ。まあ、申し訳程度の絡みだけど、前回の完全下請けよりは描写があるだけマシな方。でもEDは立ち上がりスーパーじゃないんかい。
  • やっぱり、頼み人のテーマがかかると感情にスイッチが入ってしまうなあ。パブロフ状態。
  • BGMは新曲があったようだけど、殺しのテーマはEDアレンジじゃないのね…。