チビラくん 74話 ポチポチ保安官と大怪獣

  • 夜空を飛来する怪光。トラベルマシンがひとりでに作動し、人知れず何かが降り立った。侵略者と疑うゴルバの畑が荒らされ、抗戦を誓う。町の一同で保安官を決めて警戒することになり、立候補したポチポチとゴルバで射撃勝負したところ、ポチポチがおっかなびっくりで発射した弾が的に当たって花になった?ポチポチに軍配が上がる。
  • 勝負はポチポチに好意を持つドロンがひそかに魔法で細工したのだが、賞賛されたポチポチはすっかりノリ気に。一方、敗れたゴルバは道端で小さな円盤を発見、オモチャと思って追跡するが、見失ってしまう。その後、保安官としてパトロールに出たポチポチから、バッジを騙し取るゴルバだったが、だんだら模様の大怪獣に遭遇!
  • ほうほうの体で逃げたゴルバはポチポチにバッジを返還、大怪獣の出現を告げる。勇敢に立ち向かう覚悟のポチポチと一同は、様子を見に行くも怪獣の声に逃げ帰るが、ポチポチがいない!?責任から踏みとどまった…のではなく、腰が抜けて逃げ遅れたのだった。気の抜けたポチポチにドロンが接近し、保安官助手に任命させる。早速花を咲かせる魔法を使うと、円盤から逃げてきたゴルバの眼が塞がり、気づかずに大怪獣の方へ…。
  • 大怪獣に気づいて逃走するゴルバ。しかし、ポチポチはドロンの助言で大怪獣は怖くないと気づく。しかも、大怪獣は口がきけて、流動食がほしいと訴える。一方、ポチポチが殉職したと思い込む一同。パパゴンがロケット弾の製作に着手する。そこへチビラがガキンコから円盤の話を持ち込む。大怪獣を送り込んだ無人探査機と疑うパパゴンたちが電波探知機で捜索すると、ゴルバ邸から反応が?
  • 円盤はガキンコが拾っていた。回収してパパの研究室に持ち込むと、怪電波で部屋中の機械が誤作動。やむなく円盤を壊す。一方、大怪獣が眠った隙に逃げ出したポチポチだが、良心がとがめて引き返すともういない。その夜、パパとプカロが「ポチポチ爆弾」と名づけたロケット弾を完成。翌朝ハッタル邸前に姿を現した大怪獣に照準を…。
  • すんでのところをポチポチが駆けつけ、皆の誤解を解く。赤ん坊のようで孫もいるという大怪獣。どうやら、探査機の怪電波で誤作動したマシンで召還されたようなので、同じ状態を再現して送り返すことに。大怪獣と別れを惜しんで遊ぶガキンコを連れ戻しにゴルバが乗り込んでくるが、ポチポチは住居不法侵入だと一喝。大怪獣を救ったポチポチには保安官としての自信が身についていた。
  • キャスト情報
    • プカロ:和田啓氏。
    • 大怪獣:栗葉子氏。流用アギラ再び。
    • ドロン(クレジットなし):高橋和枝氏。
    • 学習器(クレジットなし):兼本新吾氏。
  • (9.22追記)円盤は、『怪獣大戦争』のX星人のものをリペイント。