チビラくん 65話 ガキンコの母さんヤーイ!

  • ゴルバ家の食卓に幕がかかった席が?幕を下ろすと、座っていたのは死んだはずの夫人・オクさんだった…という夢を見たゴルバ。夜中にもかかわらずハッタル邸に押し入ったゴルバは、夢の世界からオクさんを連れ出そうとトラベルマシンを使う。着いた夢の中で幕を下ろすとガイ骨が!?
  • 意外に親切なガイ骨からオクが外出したと教えられ、ゴルバは外へ。一方、ゴルバが発信機を忘れたため、救出できずに途方にくれる一同。近い夢ならつながっているだろうから、そこへ行けば救出できるだろうと、子どもたちはゴルバを念じて昼寝開始。母を捜すゴルバが出てくるガキンコの夢が一番近そうだ。
  • ガキンコが夢を見た時間を特定して、夢の中へ転送される子どもたち。ガイ骨に案内されてついにゴルバとオクさんを発見。ガキンコは用意してきた予備の発信機で、夢のオクも現実へ連れ帰ろうと誘う。だが、オクは八頭身の地球人女性に姿を変え、醜くなってしまった(快獣基準)ので帰れないと拒む。美女のオクは逃げ去り、その場を動けなくなった一同をパパゴンがマシンで回収。発信機を投げ捨てたゴルバも強制送還しようとマシンの出力を上げると、膝から下だけ戻ってきた!?
  • 逃走した二本足をゴルバの畑で待ち伏せし、大根で誘導して捕獲。落ち着いたところで救出作戦を練り直す一同は、オクさんが地球人の姿だったことからゴルバが夢の中の地球に行ったのではと予想する。
  • プカロに地球のお話をしてもらい、パパゴンが昼寝で夢の様子を探る。夢の中のゴルバは病院で新しい足をもらっていたが、見つけた美女のオクさんから相手にされずに泣いていた。早速パパと子どもらはトラベルマシンで夢の地球へ。だが、オクはガキンコを知らない様子。
  • 美女は「オク・ヨーコ」と言う名の別人?美女はガキンコが持ってきたゴルバの足を見てビックリして逃走。昔の姿のオクさんを発見するが、それはブースカのぬいぐるみを着たサンドイッチマンで、ゴルバ父子は意気消沈。そこへパパが夫婦揃ったオクさんとゴルバ…の人形を見つけてきた。おもちゃ屋との交渉で3日間サンドイッチマンのバイトをしたゴルバは、3日後に人形を報酬にもらって帰還。人形ではあるが、夫婦の仲睦まじい姿が甦るのだった。
  • キャスト情報
    • プカロ:和田啓氏。
    • 美女(オクさん人間体):二階堂有紀子氏がクレジット。オクさんも人間体美女も、声は二階堂氏。いつもの高橋和枝氏でないのは、ガキンコと会話する兼ね合いと、より美女っぽくするため?二階堂さんの写真は少ないけど、実演はご本人か?キャスケット帽に犬耳風ツインテールでタンクトップ。オク人間体はホットパンツかミニスカのようだが、別人オク・ヨーコは色の違うロングパンツ。
    • ガイ骨(の声):兼本新吾氏。
    • 男(ゴルバに驚くくず拾い?またはサンドイッチマン?):森功致氏。
  • 夢を見た人物と時間帯を特定すれば夢の中にも転送できるという新設定。それを逆用して夢から故人を復活させようとするアイデアで、オクさん復活か?と期待感を持たせるが…死人を簡単に生き返さないのはスタッフの節度か?夢の中でもオクさんは帰らないという現実に、ラストにささやかな代わりの幸せを用意しているのも暖かい話作りだ。
  • オクさん死後32年…ガキンコ33歳という驚愕の設定。快獣年齢は人間より長い。
  • そしてオクさんの着ぐるみ=(ブースカ流用)が、一瞬だがブースカサンドイッチマン着ぐるみ)として復帰。ブースカファンにもちょっとした復活サービスでしたね。