チビラくん 62話 狼がやって来た!

  • お天気相談所の投票で、快獣町の天気はしばらく冬。学習鳥もついつい長勉強させたりするほど夜が長い。プカロは昔の冬の気分を出そうと遠吠えする。絶滅したはずの狼だろうと推測したパパは、明くる日鉄砲で退治しようと、チビラたちを連れて狩りに出る。草むらの動く気配に発砲すると…。
  • パパの麻酔弾は、同様に狼狩りに来ていたゴルバ父子に当たっていた。目覚めたゴルバは、居合わせたプカロを犯人と決め付け木に縛り付ける。パパはママには上首尾のように報告するが、訪問したゴルバによってウソが発覚。プカロが犯人でないと知ったガキンコが、縛ったところに戻ると、プカロは縄抜けで逃げた後。
  • 縄抜けと知らず、ガキンコはプカロが狼にさらわれたと早合点。みんなで山狩りに行くと、今度はプカロを麻酔で撃ってしまう。プカロを案じて残った子どもらは、目覚めた本人から遠吠えが鳴き真似と聞く。だが、その夜プカロは自分以外の遠吠えを聞く…。
  • 本当に狼が出たと怯えるプカロはゴルバ邸に助けを求めるが、昼間の件を聞いていたゴルバには追い返され、ハッタル邸に身を寄せる。こちらでも親たちは信用せず翌朝返されたが、本物の遠吠えを耳にした両家の子どもたちはプカロを追いかける。
  • 子どもたちとプカロは狼を退治しようと森を捜索するが、出てきたのは鳥。プカロはそれを鳴き真似する鳥=オウムだと解説し、昨夜の声はこの鳥による自分の遠吠えの鳴き真似だと推理。一方、鳥の遠吠えを本物出現と受け取ったゴルバはハッタル家に相談しに行くが、ママゴンに絶滅したものがいるはずないと無知を笑われ、腹いせに着ぐるみの首で狼に変装を…。
  • 子どもたちをおどかしたゴルバの変装狼だが、自宅の地下室にいるときに息子にも見られ、みんなに追い回されるハメに。発砲されて目を回しながらも、着ぐるみの首を掲げて退治したと装う。正体を察したパパゴンによりハッタル家では真相がバラされたが、幸い我が子ガキンコには尊敬され、狼事件は皆それぞれに楽しんで一件落着したのだった。
  • キャスト情報
    • プカロ:和田啓氏。
    • 学習器:兼本新吾氏。
    • 声(お天気相談所の電話応答):兼本新吾氏。