- チビラたちは勉強より昔の世界を見に行きたい、ママは宇宙食事旅行したいと、トラベルマシンに依存。パパとケンカして揃って家出する。ガキンコもマシンで科学者に憧れゴルバとケンカ。彼らの依存ぶりを憂慮したプカロは、トラベルマシンより素晴しいものを見せると言う…。
- プカロの前に三人の天使が降りてきた。汚れた星をみがきに来た天使に、プカロは研ぎ器を取り出す。星をみがき終えた天使は去っていくが、皆には天使が見えない。皆が引き上げた後、残った子ども達はプカロにトラベルマシンに出来ないことを教えてもらう約束をする。
- トラベルマシンに出来ないこととは、天使を見る方法だった。プカロは何もない花畑に天使が来ていると言う。最初にポチポチが青いショールの天使ピコを見つけ、一緒に雲に昇ったと思ったら、落っこちて元の花畑に。
- 自分の発明より素晴しいと聞いて気になって来たパパゴンは、ポチポチに花を見つめてみるようすすめられる。一方、にわか雨に雨宿りするチビラは、雨だれに天使の世界を見出す。チビラは赤いショールのポコと雨だれのハープを鳴らして遊んできたが、パパゴンやママゴン、ゴルバには天使の世界は見えない。
- パパとママ＆ゴルバのいがみ合いで花畑は台無しに。まだ天使が見えないガキンコは、雲を眺めていると雲が丸い飛行船に変化。それに乗って舞い上がったガキンコを白いショールのパコたち天使が出迎えて、雪合戦ならぬ雲合戦。使っているうち雲が無くなった…と思ったら、地上に戻っていた。ママとゴルバも雲を眺めるようプカロに勧められる。子どもたちはトラベルマシンに依存しなくなったが、パパは、ママがマシンより素晴らしいものに心奪われないかと気が気ではない。
- 切り株を愛の心で見つめるよう勧められたママゴンは、ケンカ中のはずのパパが見えてしまい、大慌てで帰宅して仲直り。ゴルバはゴルバでパパゴンが見えてケンカを始め、我に帰って自分の想像力のなさに自己嫌悪。子どもたちの手には、天使がお別れに置いて行った白・赤・青のショールが残されるのだった。
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