チビラくん 58話 祭りだ、太鼓だ、お神輿だ!

  • ゴルバ父子が伝統の笛太鼓の練習を始めた。それをチビラたちが冷やかして今日も両家は反目。見かねたプカロが、お祭りを開いて両家の親睦を図ろうとするが、肝心のゴルバはそれを拒む。実は先祖からの祭囃子を教わらなかったため、正しい演奏が再現できないのだった。
  • ゴルバ邸には祭りどころか家の補修が目下の問題。一方、ママゴンはパパとのケンカをきっかけに、チビラにバレエを仕込んで芸術家に育てようとする。お祭りの寄付を名目に家の補修費を無心に来たゴルバ父子は、ケンカ中のパパママ双方から馬鹿にされ…。
  • 仕方なく自力でリフォームに取り掛かるゴルバ父子。プカロに再度お祭りの開催を勧められ、ガキンコだけは興味を示す。プカロはハッタル家にも誘いをかけるが、パパはママと張り合ってチビラを科学者にすると取り合わない。
  • ガキンコがプカロの元に行ったと聞いたゴルバは、祭司の権限で祭りを不許可として息子を連れ戻す。が、むくれたガキンコにハンスト決行され、ゴルバ大百科で演奏法を調べることに。するゴルバとハッタル家からも踊り手が必要と言い出し、プカロを通じて申し入れる。チビラに請われて渋々祭りを承知したパパだが、ゴルバの指名でパパが踊ることに。
  • パパの踊りはほとんど猿踊りの有様だったが、ゴルバがパパゴンに恥をかかせるために記述を偽ったものだった。さすがのプカロも神聖な祭りを汚す行為に憤慨。ハッタル家では独自に洋風の祭りを開催して、ガキンコだけ招待する。改築作業で退屈していたガキンコは、父が屋内で祝いの準備をしているのも知らずにハッタル邸へ…。
  • ハッタル邸の出し物で歓待されるガキンコだが、次第に退屈に。息子を取られて逆上したゴルバは怪物に術で変身して乱入するが、息子を含めた一同に袋叩きにあい正体暴露。息子の心情を汲んだゴルバは、一度は祭りを開こうという流れになるが、すぐに両家いがみ合いに発展。祭りに争いを持ち込む大人にうんざりした子どもらは、気晴らしにプカロの樽御輿をかついで盛り上がり、探しに来た親たちも、いつしか一緒に舞い踊るのだった。
  • キャスト情報
    • プカロ:和田啓氏。
  • ゴルバが術で変身した怪物はプラチク星人に赤青を塗り足したもの。モールは取っ払われてるけど、グロさ十分。いつもの変装レベルでない想定外の扮装なのもあって、相当のインパクト。