チビラくん 44話 空気が無くなる日

  • 群発する謎の地震。ハッタル家に悪魔がいるせいだとお祓いに来たゴルバ親子に、ママもそれを信じかけるが、プカロの計算結果を見たパパは、引力と空気がゼロになるという予測を確信する。
  • 両家の家財道具が宙に浮く。今度は地下のナマズを静めると言い出すゴルバだが、その時、警報でコワイ(?)彗星の接近が告げられ、快獣星から空気が消えるとお触れが出る。パパはトラベルマシンによる星からの退避を思いつくが、誘われたゴルバは頑なに拒否。
  • マシンの調整を図るパパだが、地震でマシン内部が損傷していた。見限ったポチポチはゴルバ邸へ行くが、ゴルバ親子は野っ原にお祈りの避難場所を作っており、余裕がないと追い返される。小動物も救いたいガキンコだが、先祖の大百科事典によると他の生き物を救う余地はない。
  • ガキンコに動物の無事を託されたチビラ&ポチポチはマシンで連れて行く動物を集める。プカロが勧めてもゴルバはマシンでの避難を拒むが、ガキンコはウサギを救いたい一心でハッタル家へ。それを裏切りと誤解するゴルバだが、ガキンコ自身はあくまで父とともに残るつもりだった。
  • 引力異常で空気袋をひとつ紛失したゴルバは、ひとりしか残れないと悟り、息子を失神させてハッタル家へ託す。一方、マシンで子どもたちを送り出したパパは、操作のため一人で残るつもりだった。だが、マシンの転送先はすぐ近所になってしまい、子どもたちは引き返してきた。
  • ハッタル家は邸内を密封して空気消失を防ごうとする。眼が覚めたガキンコは父の元へ走り、チビラは空気ボンベを背負って救出に向かう。するとプカロが現れ、空気があることを示す。説得に耳を貸さないゴルバを見かねたプカロが、彗星の引力を防ぐ電磁バリヤーを必死で考案、対策本部に届け出て間に合ったもの。ゴルバ親子は、何も知らずにご先祖のおかげと抱き合って歓喜するのだった。
  • キャスト情報
    • プカロ:和田啓氏。
    • 電話の声(とクレジットだが、実際は対策本部?の災害警報の声):兼本新吾氏。