チビラくん 37話 オバケ風船は飛ばないよ

  • 水源地の池で釣りを楽しむハッタル家。しかし、公害もないのに池に魚の気配なし。パパが釣りで勝った思い出を楽しげに語るのを聴きつけたゴルバ父子が入れ替わりに筏で出動、大エビを釣って自慢する。対抗意識から再び水源地に向かったチビラは、ガキンコらとともにピンクに赤い水玉の風船を池で発見。
  • チビラたちの報告で見に来たプカロさんも首をかしげる謎の風船。プカロの逃げろとの指示で一同は退避。パパは池に魚でなくエビがいたなどの異常から水を調べるが水に問題は無かったが…?
  • チビラ・ポチポチは封鎖された水源地を見に行き、出入りするプカロを目撃、親の心配を他所に泊り込みで水源地を見張る。明け方、池から飛ぶゴム風船を目撃。ゴム風船はプカロの飛ばしたもので、なぜだか上機嫌。
  • プカロはオバケ風船を気球代わりに利用できると考えて世界一周を計画していた。人払いと封鎖はゴルバの横槍を避けるためで、エビや風船は竜巻で運ばれたと推測。立ち聞きしたゴルバから送り出されたガキンコが嫌々参加を申し込むが、先に約束したチビラ・ポチポチで定員ギリギリらしい。一方、旅行の許可を得に帰宅したチビラらは、一晩だけでの親の心配振りに長期旅行に迷いが出る。
  • 息子の栄誉をゴリ押しするゴルバに、プカロもガキンコ本人も閉口。学習鳥も生きた勉強だと冒険旅行を勧めるが、親の前では二の足を踏むチビラ。意を決してパパに相談すると、ママを説得してくれることに。
  • 一晩相談したパパママは、風船に軽いガスを入れるという計画の詳細を聞き、内心悲しみつつもチビラたちを送り出す。乗り気でなかったガキンコは定員が埋まって喜ぶが、ゴルバがチビラを妨害。チビラもポチポチから両親が泣いていたと聞いて行く気がしぼむ。モタモタする息子に業を煮やしたゴルバは名刀を手に暴れ出し、勢いで風船を刺してしまう。冒険旅行は文字通り水の泡と消えた。
  • キャスト情報
    • 学習器:兼本新吾氏。
    • プカロ(クレジットなしで登場):和田啓氏。ナンジャーさんって仇名は、クレジット以外は浸透してない…。