アイアンキング 6話 秋風の中の決斗

弾丸ロボット・モンスターゾロ登場!
スタトレの光子魚雷みたいな発光体が山中に墜落、火に包まれる人々のイメージ、…翌朝隕石騒ぎによって早速土産売りや饅頭の売店が発生。…おいおい、人が死んでるんじゃないのかい。まあ、実際野次馬はそんなもんかもしれませんが。
怪しい山伏が「隕石の中心より発するサナトリウムの力で、それに触れたものはたちどころに万病が治るといわれておる」とか言い出す始末。サナトリウム抗生物質と違うど。…まあ、この人は不知火なわけですが。
で、…隕石あやしー!トゲとかあからさまに人工物じゃん!隕石というより鉄球は手足伸ばしてモンスターゾロの正体を現す!一連の不知火ロボ同様ウェットスーツベースなので、すらっとした腕や足が生えるとぷりちーな感じがしますが、初めて見るアップ顔は、ゴーグル状の両目に4つづつ光点がともった黒仮面で異形な感じが出てます。腕はトゲを一本づつかかげてS字に曲げており、足音がグキャン!グキャン!してロボット感を演出しているのがナイス。受け止めた鉄王も重そうな演技でフォロー。
接近戦では高熱で鉄王を退けますが、山伏こと不知火順五郎が静弦太郎に襲われリモコン紛失。おいおいまたかよ…。
順五郎の作戦で、脱水した霧島五郎が高村ゆき子によってホテルにおびき出され、人質(ロボ質?)になるも、弦太郎に返り討ち。ゆき子の正体を疑う弦太郎は往復ビンタを見舞う!容赦ないです弦太郎。まあ、実際ゆき子スパイですが。五郎はゆき子を信じて疑いません。生まれたてのロボ人間はピュアですからなー。
そこへ順五郎がモンスターゾロで逆襲!鉄王は密着されての熱攻撃で再びピンチ。ロープウェーから弦太郎がゾロの首を跳ね飛ばすと順五郎のコクピットが!順五郎はコクピットごとアイアンベルトに貫かれロボごと大爆発。
川に落ちて流される弦太郎は涙ながらに駆け寄るゆき子を信用することに。その涙は果たして嘘か真か?
うん、本作のコンセプトは旅モノの隠密時代劇だな。敵の目的は幕府転覆、ロボは赤影でいう忍法合戦だし、変身しない人間がヒーローというのも巨大な敵に挑んで倒しちゃうワクワク感狙いなんだな。
でも、このタイトルで番組見にきたお子さんは騙された気分だったと思うよ。(^_^;)
「小さなバイキング ビッケ」のチューレ(「かぁ〜んげきぃい〜!」)の声の里見たかし氏がEDクレジットに。隕石土産売りのおっさんの声かな?