▼『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』
- テンマとアローンの戦いは終わった。聖戦終結を信じる童虎の耳に届く、天空の星時計からの不吉な鐘の音。突如自分を滅してくれと叫ぶアローンの身体から、ほとばしる黒い衝撃…!!
- 鳴り響く鐘と累々たる死体の中、気が付くと動く者は後方で縛めを受けていた童虎とシオン…そして衝撃の震源に立つ、黒髪。宿敵の天馬星座と戦女神の親友であり、あの時計の針に追われるように筆を進めた、人間の絵描きとしての…夢。それを内に留め続けた絵描きの執念虚しく、目覚めの時は来てしまった！真の冥王ハーデスが、地上を暗黒のエリシオンにと宣言する!!
- アローンとは異なり、命を愛してすらいない神の暴挙に怒りの百龍覇を放つ童虎だったが、もはや器の肉体といえど神そのもののハーデスに片手で返されてしまう。親友アローンの剣撃の痛みに屈することの無かった弟分テンマを想えば、地獄の罪業が待とうとも童虎の戦意はなおも猛る！シオンは無駄死にを逸る童虎を制して、ある策を示す。ハーデスの最も忌み嫌う太陽の光…黄道十二宮の光とは…！
- デウス・エクス・マキナさながらに、主要キャラ一掃…まあ、劇中の史実なんだけどね。三人の締めくくりについては、エピローグのフォローを待ちます。
