トリプルファイター 10話 本部緊急指令! パリからの女

  • 秘密工場からの連絡を受けて、なにやらウキウキの哲夫兄さん。上機嫌で新兵器「8647号」の組み立てに向かった哲夫と入れ替わりに、パリ本部から秘密連絡員S48号到着の報せ。
  • これを察知したデーモンもスパイ怪人ブラックキラーを指名。連絡員のマイクロフィルムにはブラックキラーの性能が詳しく記録されているらしい。相変わらずザルやな〜この組織も。
  • 例によって5台以外は書き割りのデーモンカー出動場面。今回は真ん中3台が動いてすぐ別カットに切り替わるので、脇の2台が動かないようには見えないよ!最初からこの編集ができていればバレなかったのにな〜。
  • 珍しく背広で公用車を乗る勇二。しかし、散開して網を張っていたデーモンカーに察知されていた。勇二の動向をビルの上から見張るデビラ。潜望鏡みたいの使うんなら立たずにコッソリ見ろよおまいら。
  • 勇二のカーラジから女の声で「薔薇の花は赤い」…勇二の返事は「エーゲの海は青い」。合言葉のようで、勇二がつけられているのを察知して待ち合わせ場所の変更を指示してきたS48号だった。
  • その頃いつものごとく侵入してきたあつしとユリが、哲夫の秘密兵器の噂話。ブルコンの予測はウメボシ探知機…あー「スパイ」と「酸っぱい」を掛けてね…ユリたちが大ウケなところをみるとジョークだったようね。普段のブルコンの性能をみていると、発言のボケが「素っぽい」ですが。
  • S48号を拾った勇二だが、デーモンカーの追跡で待ち伏せ地点に追い込まれる。枝葉で偽装した砲撃装備のデーモンカーが襲い、ブラックキラーとデビラが取り囲む。背広を投げ捨て、いつものユニフォームで戦う勇二。(制服にしないと、変身バンク使えないもんな!)
  • 救援に向かったSATカーのユリはまだ到着せず、S48号はフィルムの内容=ブラックキラーの詳細が分からない。ブルコンは哲夫の行方を必死で探すけど、あつしが横から手伝うと称して勝手にいじる。くすぐったいやら、かゆいやら、寒い熱いて感覚あるんかメカなのに。
  • ブラックキラーは追い込んだ2人を攻撃しない?SATカーの到着を待って一網打尽にする気だ。しかもデビラの腕に力を2倍にする装置をはめ、ボクサーグローブで武装させた!ボクシングスタイルで勇二を追い込むデビラ(一部腕の動きがムエタイ風だけど)。颯爽と到着したSATカーにS48号を乗せるのには成功したが、デーモンカーの砲撃でSATカー停止。ブラックキラーはまたも攻撃を中断し、哲夫をも誘い出そうとしている!…3人揃えてはマズイんじゃないかな…。
  • 決死で応戦に出る勇二たちのもとへ、哲夫が新兵器SATバギーで救援!「道なき道を300キロで突っ走る」という万能戦闘車のお披露目に、荒地でデーモンカーと大立ち回り。
  • デーモン様は「ぶち当たれ!当たって砕けろ。行け、英雄デビラ!神風デビラ!体当たりだ…体当たりだ」と必死のエールですが、挟み撃ち失敗でデーモンカーはドカン!ついに三兄弟はトリプルへ変身。
  • ブラックキラー最強の武器は、デビラにエネルギーを与えて爆発させる「デビラ砲」!って、デビラをまんま放り投げるのかよ!こっちが当たって砕けてるよ!2回目は蹴り返されてるし!そして自分のデビラ砲でフラフラになったブラックキラーも、トリプルキックでデェ〜モォンン!と大爆死。マイクロフィルムとは何だったのかですが、プラシーボ効果か本名のフランソワを勇二に明かしたS48号。哲夫の計らいで2人は新車SATバギーのドライブを楽しんでから別れるのだった。
    • インタビューコーナーはスポンサーだったブルマアクの鐏三郎代表(第5回)。商品カタログを封入することで、放送の無い地域にも需要を育てる企業努力があった。TBS放送終了後、異例だがテレビ東京でも『戦え!トリプルファイター』として放送され、新規に視聴者を増やせた。誕生40周年に際して、手探りな製作を思い出し、自分たちが手がけただけあって感慨深いとし、我が子も同然の番組をよろしくとご挨拶でインタビューに幕。
    • 次回からはフリーライター早川優氏のインタビュー。